『ディ・ジャンナントニオ:VR46とグレジーニの違いは?ロッシって、どんな人?』
★5月31日〜6月2日、イタリアGPが行われ、ファビオ・ディ・ジャンナントニオ(ドゥカティVR46)が予選14位、スプリント7位、決勝7位だった。現在、総合9位(−97ポイント)に就いている。
★イタリアGP決勝戦直後、ディッジャ選手が伊サイト『Mowmag.com』のインタビューで次のように話した。
[ 前半はこちら ]
【貴方はローマ出身だが、二輪レーサーにとって不利だと思ったことはある?】
「そう言うことはないんですが、ただ、そこに住んだままプロになるにはちょっと難しいでしょうね。
ローマはモータースポーツが盛んじゃないから、きちんとした施設でトレーニングをし、的確なアドバイスを得ようと思ったら大変なんですよ。
エミリア・ロマーニャだとモータースポーツが盛んだし、然るべき助言をしてくれるような人達を出会いやすいじゃないですか。
トラックに行けば、アカデミーの人達が走っていて…知り合いになれるチャンスがあるんだし。そう言うのは大きいですよね。」
【貴方は昨年末、グレジーニからVR46チームに移籍したが…けっこう違うもの?】
「VR46の方は、二輪レーサーが作ったチームって感じがしますね…実際、ヴァレンティーノ・ロッシ(※最高峰クラス7回総合優勝)が作ったチームですからね。
どの分野においても、ここに居る人達のアプローチって、二輪レーサーの指示によって行われているって感じなんですよ。
グレジーニの方は価値観もガイドラインも、1つの企業として作られたって感じで…どこもそうなんですが、選手はチームに所属してるって感じです。
でも、VR46の場合、選手はプロジェクトの中心で、ある程度は全てが選手中心に動いていってくれるんです。
多分、ヴァレンティーノ好みに作られたってことなんでしょうねぇ…僕個人としては、どこのチームもこう言うアプローチにすべきだと思います。
ここでは全員が信じられないほどの努力をしていて、何百万ユーロもの投資がなされているのに…選手の体調が悪い時は、何を犠牲にしても選手を優先してくれるんです。
とにかく、選手を一番に考えてくれて、最高の気分にさせてくれるんですよ…チーム全体の努力が報われるかどうかは、そう言う点が鍵になると思うんですよね。」
【ロッシ元選手と言うのは、靴の紐の結び方まで指示するのでしょ?】
「ヴァレンティーノって、人生で遭遇できるかできないかって程の人間だと思うんですよ…人とは違う何かを持っている人間ですよね。
どう説明して良いのか分からないけど…なんか感じるんですよね。冴えまくってると言うか…こっちが1つ理解しているうちに、ヴァレンティーノはもうその先を見てるんです。
先に進んで、もうやってしまってるって感じ。人生全般においても…例えば、会社経営やチーム運営、自分のキャリアや家族の切り盛りとか。
ヴァレンティーノと話してると、そう言う意味で物凄い人だなって気持ちになるんです。そう言う人って、そうそういないでしょ。
ちょっとの時間でも良いから…例えば、今年の夏とか、一緒にビーチにでも行って、人生について色々と話せたら良いんですけどねぇ。」
【2025年に向け、貴方の第1目標はVR46継続?】
「現在、色々と動いているところで…やはり、第1目標は最新機に乗って、トップ選手らと戦うことですね。
VR46は最高に居心地いいし、継続できたら嬉しいんですが…とにかく、(契約交渉に関して)うちは常に待機時間がちょっとありますから。」
[ 完 ]
(参照サイト:『Mowmag.com』)
(Photo:Instagram)
実際ロッシの弟子が皆ファクトリー行ったりしたらどうなるのかなVR46のチーム
ベッツェッキも下手すりゃapriliaワークス入りでしょ?
調子を落とした弟子の駆け込み寺になるのか…
天才はマルケスですね!
誰よりも速く!って感じで、いつまでも少年の心を誰よりも持っていると感じる
バイクで速くなりたい人の憧れですね!
なんでマルケスが出てくるの??
>何を犠牲にしても選手を優先してくれるんです。
ビニャここが良いじゃない。将来的にも呼ばれることはなさそうだけど。
まぁ、グレシーニだって元二輪レーサーが作ったチームなんだけどね。ディジャはファウストの現役時代には生まれてもいないか
マルク・マルケスが少年の心を誰よりも持っていると思わないしバイクで速くなりたい人の憧れではない人もたくさんいますよ
少年の心を持っているのはロッシも同じだと思う(笑)
むしろマルクよりも少年かもしれない(笑)