『ミラー:国籍じゃなく、自分の速さのおかげで参戦したい』
★2025年に向けてのKTM陣営の選手ライイナップは、ファクトリーチームがブラッド・ビンダー&ペドロ・アコスタ、プライベーターがマーヴェリック・ヴィニャーレス&エネア・バスティアニーニと決まっている。
★ジャック・ミラー(29才、KTMファクトリー)は今年末に放出されることが決まっているが、2025年はヤマハプラマックチームからの参戦がほぼ確実と言われている。
★8月15日、オーストリアGPの木曜会見で、ミラー選手が次のように話した。
【今回のオーストリアGPは、KTMのホームであり…】
「ずっと心待ちにしてたレースウィークエンドですよ…見ごたえ盛りだくさんのGPですからね。ロケーションもさることながら、諸々が素晴らしいから。
ファンが大勢集い、雰囲気が最高なんですよね…北ヨーロッパのファンの皆さんって、いつも特別だから。
あとは、3日間の間ずっと天気が保ってくれたら良いんだけど…大丈夫そうだけどね。」
【前回のブリティッシュGPについては?】
「3日間ずっと良い調子でしたね…土曜と比べると、日曜日はレースに最適って感じではなかったけど。
まぁ、ちょっとしたトラブルが1つあっただけだし…とにかく、全体的にはスピードも徐々に上がってたから。
良い方向に進んでるでしょう。」
【前回と比べ、今回はちょっと明るい様子で…】
「気分的には確実に上がってますよ…まぁ、確かに良いですよね。世界の終わりって感じでもないんで…とにかく、様子を見ていかないと。」
【契約締結が近づいているような…】
「もしかしたら、そう言うこともあるかもね。そうね…まぁ、噂の中に真実も混じってると言うか…。
当然のことながら、話し合ってますよ…ちょっと、いくつかの点をまとめてるとこでね。ほら、僕もけっこう色々とやれるって感じだから。
とにかく、もっと披露していく機会があったら嬉しいでしょうね。」
【ロードレース世界選手権には、スペイン&イタリア出身の選手が多すぎると思う?】
「自分の国籍のおかげで参戦したくはないです…速い走りができるから参戦できるって言うのが良いですね。
まぁ、今のところ、スペイン&イタリア選手陣は極端なほど強いけど、でも、国籍のおかげだけで出れるって言うのは嫌で…そう言うのには全く興味ないんで。
あの辺の選手らと戦えるって信じてるから参戦したいんですよ…前回、予選2に進出できたし、スプリントだって7位だったんだから。
つまり、僕はまだ速い走りができるってことで…ただ、まだまだ学習し、成長すべき点がたくさんあると思ってます。
だから、オーストラリア人だからってだけで参戦するんじゃなく、速いから参戦できるって言うのが良いですね。」
【交渉の際に(国籍も)武器の1つになると思うのは嫌なの?】
「オーストラリア人だろうがスペイン人だろうが中国人だろうが…皆、参戦するために何百万って金をつぎ込んでるんですよ。
速ければ、契約してもらえるわけで…だから、なんと言うか、とにかく、そこが一番の目標ってことです。」
(参照サイト:『Moto.it』)
(Photo:Instagram)
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