『バスティアニーニ:最終GPでのペッコ援護については…互いに助け合えるかも!』
★11月3日(日)、マレーシアGPのモトGPクラスでエネア・バスティアニーニ(ドゥカティファクトリー)が、決勝3位だった。現在、総合4位(−117ポイント)。
★総合順位でバスティアニーニ選手と3位争いをしているマルク・マルケス(ドゥカティプラマック)は、現在、3位(−116ポイント)である。
★バスティアニーニ選手のコメント。
【総合3位争いでは、マルケス選手に僅差となり…】
「1ポイントだけ、僕が負けてますね…でも、もうちょっと何とかなると思ってたんですけどねぇ。
自分の性格からすると、今日は満足できないでしょう…明日になったら、もうちょっと違う見方ができるようになって、頑張っていけるでしょうけどね。
ちょっと惜しいことをしてしまったんで…去年みたいな、走りやすさがなかったんですよ。(上位2名に)寄って行くこともできなかったし。」
【3位に不満なようで…】
「引き離しての優勝と、引き離されての3位は大違いだから…そう思うと、喜べないんですよ。
つまり、うちは何かが欠けていたってことでしょ。今は100%の力を出し切ることが重要なのに、今日は明らかに無理だったんですからね。
実力の全てを発揮できなかったら喜べないでしょ。」
【なぜ発揮できなかったの?】
「だいたい昨日と同じ感じで…似たような問題が出てしまってたんです。
最初のスタートは良かったんですよ…3位だったから。でも、(多重クラッシュ後の)2回目スタートはペッコやマルティンに遅れを取ってしまって。
感触がイマイチだったんで、落ち着いて走るようにしてました。その後、マルク(マルケス)が転倒したおかげで表彰台に上がれたんです。
今回のセパンの目標は優勝だったのに…駄目でしたね。」
【去年のセパン決勝は優勝していたが…】
「去年よりタイヤで苦戦してしまって…特にフロントがねぇ。
変なんですけどね…良くも悪くも、フロントは去年と同じだったんだから。リアの方はちょっと変わってましたけどね。とにかく、もっとイケると思ってたんです。」
【タイトル争い中のバニャイア選手が、『(最終GPでは)援護が必要だ』と公言していたが…貴方はどうするつもり?】
「互いに助け合えるんじゃないんですかね(笑)!
まぁ、そう言うこともできるかもしれないし…できないかもしれない。とにかく、レースの流れ次第でしょ。どう展開するか分からないから。
僕もペッコもかなり大変でしょうけどね…マルクもホルヘ(マルティン)も、バルセロナは最強だから。とにかく、その場その場で判断していかないと。
ペッコに関しては、確かに24ポイント差で逆転総合優勝するのは容易じゃないでしょう…ホルヘが、とんでもないミスをしでかさない限りはねぇ。
僕の総合3位争いの方は、もうちょっと単純ですけどね。」
(参照サイト:『Gpone』)
3位争いと5位争いのDUCATIとKTMに興味は移った。