『ミラー:モトGP昇格してからずっと、ヤマハ機に乗ってみたかった!』
★11月1〜3日、マレーシアGPが行われ、モトGPクラスのジャック・ミラー(KTMファクトリー)が予選7位、スプリント8位、決勝はリタイアした。現在、総合14位(−401ポイント)。
★2025年はヤマハプラマックからモトGP参戦する。ちなみにミラー選手は2018〜2020年まで、ドゥカティプラマックに所属していた。
★ミラー選手が『TNT Sport』のインタビューで次のように話した。
【2025年はヤマハ機での参戦となるが…】
「ああ言う歴史ある特別なメーカーと組めるチャンスをつかめるなんて、素晴らしいですよ…しかも、ヤマハの助けになれるかもしれないんだし。
以前のような力を取り戻そうと、日本サイドは懸命に推し進めてますからね。実は僕はモトGPに昇格してからずっと、ヤマハ機に乗ってみたいって思ってたんです。
当時、ロレンソやロッシはもちろん、ヤマハテック3選手の走りに注目していて…いつも、『あれは乗り心地の良いマシンに違いない』って思ってたもんだから。
だから、今はワクワクなんですよね。」
【KTM機での参戦は、残すところ1GPとなったが…】
「バルセロナで2回とも表彰台に上がれちゃったら…素晴らしいんですけどねぇ。ザクセンリンクは(2023年の)スプリントで上がれたんだけど、実に良かったですよ。
でも、もっと(表彰台に)上がれて、もっと目立てたら良いんですけどねぇ…まぁ、まだ今年、チャンスはあるわけだから…有終の美を飾れるよう厄除けしてますよ。」
★『TNT Sport』で解説を務めるニール・ホジソン(2003年SBKチャンピオン)が、ミラー選手について次のように話した。
「ヤマハとミラーのコラボは上手くいくと思いますよ…現在のヤマハは開発段階にあり、特にV4エンジンに関して、ミラーは経験豊富なんだから。ホンダ/ドゥカティ/KTMで、ずっとV4機に乗ってたんですからね。
一方、ファビオ・クアルタラローは並列4気筒しか知らないわけでしょ。」
(参照サイト:『Gpone』)
(Photo:Instagram)
ヤマハをリスペクトしてくれているのは嬉しいねえ、どうせならジャックみたいな人に乗って欲しいよ
ミラーがMarcVDSの213Vで悪戦苦労している頃のヤマハは強かったですからね、その頃の印象が残っているのでしょう
V4マシンに関する知見も勿論ですが、持ち前のキャラクターでチームを明るく活気づけてくれる事に期待します
来期はミラーの生き残りも焦点の1つ。残るにはレース結果で残すかホンダ DUCATI KTM を渡った経験をヤマハにアドバイスして重宝されるかの2択と思う。その後ヤマハのテスターをが良さそう。
ジャックのこのフラットで前向きなメンタリティは、これはこれで大きな価値があるんだなと改めて思いました。
ジャックとヤマハのコラボでどんな変化が起きるかな、1年契約でしたっけ。
クラッチローとも気の合う間柄だし、テストのバトンを引き継ぐのもアリかも。