2024バルセロナGP【モトGP：スプリントリザルト＆トピックス】

『2024 バルセロナGP モトGP スプリントリザルト』

★11月16日（土）、バルセロナGP モトGPクラスのスプリントが行われた。

★タイトル争いでは総合首位マルティンと2位バニャイアが19ポイント差に縮まり、チャンピオン確定は日曜決勝に引き伸ばされた。

★総合3位争いではバスティアニーニ377ポイント、兄マルケス372ポイントとなった。

★ポイント圏内であるトップ9はドゥカティ7名（ピッロのみ圏外）、アプリリア1名、KTM1名。

★スタート時、先行していた兄マルケス選手と後続のアコスタ選手が接触し、アコスタ選手のフロントカウルが損壊して第2ラップでピットボックスへ戻った。その後、兄マルケス選手は目立たない走りをしていた。

★ドゥカティ

首位フランチェスコ・バニャイア（ドゥカティファクトリー、2連覇チャンピオン）。今季スプリント7勝目（※マルティン選手とタイ記録）。好スタート。本人談「目標達成したが、明日も今日のようにやらなければ…これ以上のことは不可能でしょうね。ホルヘは凄かった…明日はどうなるか。とにかく、今日は満足です」。
チームメイトのエネア・バスティアニーニは2位。グリッド8位から超好スタートを切って第1コーナーでは首位に立った。その後、バニャイア＆マルティン選手に抜かれたが、最終ラップでマルティン選手を抜き返した。本人談「実に良い気分で…スタートなんか信じられないほどで、アッと言う間にペッコに迫っていた。その後、ホルヘに抜かれたので接近して、最終ラップで抜くよう頑張りました。苦戦してたんで、予期せぬ表彰台となり、嬉しいです」。

3位ホルヘ・マルティン（ドゥカティプラマック）。好スタート。本人談「エネアの見事な走りのおかげで、気分は良いです。今日は普通に走る必要があったので、そうしました。ハードタイヤの方が良かったんだろうけど、明日はまた違う流れになるでしょう。明日の目標も同じ…正しい道を進んでると思ってます。有終の美を飾れるかどうか」。
チームメイトのフランコ・モルビデッリは6位（昨年はヤマハファクトリー、VR46ライダーズアカデミー）。

5位アレックス・マルケス（ドゥカティグレジーニ）。常に上位を走っていた。
チームメイトのマルク・マルケスは7位（昨年はホンダファクトリー）。

8位マルコ・ベッツェッキ（ドゥカティVR46、VR46ライダーズアカデミー）。
チームメイトのミケーレ・ピッロは21位（テストライダー）。ファビオ・ディ・ジャンナントニオ代役。

★アプリリア

4位アレイシ・エスパルガロ（アプリリアファクトリー）。スタートが悪かったが、その後、追い上げた。
チームメイトのマーヴェリック・ヴィニャーレスは12位。

14位ラウル・フェルナンデス（アプリリアTrackhouse）。
チームメイトのミゲル・オリヴェイラは18位。

★KTM

9位ブラッド・ビンダー（KTMファクトリー）。
チームメイトのジャック・ミラーは19位。

20位アウグスト・フェルナンデス（GASGASテック3）。
チームメイトのペドロ・アコスタはリタイア（2023年モト2チャンピオン）。

★ヤマハ

10位ファビオ・クアルタラロー（ヤマハファクトリー）。
チームメイトのアレックス・リンスは16位（昨年はホンダLCR）。

★ホンダ

11位ヨハン・ザルコ（ホンダLCR、昨年はドゥカティプラマック）。
チームメイトのタカアキ・ナカガミは17位。

13位ジョアン・ミール（ホンダファクトリー）。
チームメイトのルーカ・マリーニは15位（ホンダファクトリー、昨年はドゥカティVR46、ロッシ異父弟）。
テストライダーのステファン・ブラドルは22位。最下位。