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MotoGP 2025 セパンテスト最終日【モトGP:リザルト&トピックス】

『MotoGP 2025 セパンテスト最終日【モトGP:リザルト&トピックス】』

★2月5〜7日、セパンサーキットでモトGP公式テストが行われた。

★最終日(7日)の概要は以下のとおり。

★大半の選手は路面温度が理想的な午前セッションでタイムアタックをし、午後セッションではセッティング作業をしていた。

★首位〜4位までが1分56秒台を記録(弟マルケス、バニャイア、クアルタラロー、モルビデッリ)。

★トップ10はドゥカティ4名、ヤマハ2名、ホンダ2名、KTM1名、アプリリア1名。2日目より5メーカー全て揃っている。

★ホンダとヤマハはマシン改善作業の結果が見えてきた。

★ドゥカティ

首位アレックス・マルケス(ドゥカティグレジーニ)。2024年機で1.56.493を記録(2024年バニャイアによるPPタイムは1.56.337)。
チームメイトのフェルミン・アルデゲルは11位(昨年はモト2総合5位)。ルーキー勢トップ。

2位フランチェスコ・バニャイア(ドゥカティファクトリー、VR46ライダーズアカデミー)。首位と0.007秒差。
チームメイトのマルク・マルケスは5位。(ザルコに次ぐ)2番目の年長選手ながら70周回をこなし、本日の最多周回数となった。
テストライダーのミケーレ・ピッロは20位。

4位フランコ・モルビデッリ(ドゥカティVR46、VR46ライダーズアカデミー)。チームは替わったものの、全選手の中で、唯一、昨年と同じマシンを使用している。シーズン序盤はかなり戦闘力が高い可能性あり。
チームメイトのファビオ・ディ・ジャンナントニオは負傷により不参加。

※2024年機は1位(弟マルケス)、4位(モルビデッリ)、11位(アルデゲル)。2025年機は2位(バニャイア)、5位(兄マルケス)、20位(ピッロ)。

★ヤマハ

3位ファビオ・クアルタラロー(ヤマハファクトリー)。1時間20分走行後、一番乗りで56秒台を記録した、その後もタイムを削っていた。この3日間、コンスタントに上位を獲得し、本人は「初めてギャップを縮められた」と喜んでいた。
チームメイトのアレックス・リンスは10位。今回のテストで初のトップ10入りながら、クアルタラロー選手とは0.627秒差。
テストライダーのアンドレア・ドヴィツィオーゾは22位。
テストライダーのアウグスト・フェルナンデスは出走せず(昨年はKTM機)。

12位ジャック・ミラー(ヤマハプラマック、昨年はKTM機)。
チームメイトのミゲル・オリヴェイラは17位(昨年はアプリリア機)。

★KTM

6位ペドロ・アコスタ(KTMファクトリー、昨年はモトGPルーキー・オブ・ジイ・ヤー)。この3日間、コンスタントに伸びていた。
チームメイトのブラッド・ビンダーは13位。アコスタ選手と0.439秒差。

16位マーヴェリック・ヴィニャーレス(KTMテック3、昨年はアプリリア機)。
チームメイトのエネア・バスティアニーニは18位(昨年はドゥカティ機)。

★ホンダ

7位ヨハン・ザルコ(ホンダLCR)。
チームメイトのソムキャット・チャントラは19位(昨年はモト2総合12位)。正規選手の中では最下位。

8位ジョアン・ミール(ホンダファクトリー)。
チームメイトのルーカ・マリーニは15位(VR46ライダーズアカデミー、ロッシ異父弟)。ミール選手と0.51秒差。

★アプリリア

9位マルコ・ベッツェッキ(アプリリアファクトリー、昨年はドゥカティ機、VR46ライダーズアカデミー)。
チームメイトのホルヘ・マルティンは負傷により不参加(昨年はドゥカティ機)。帰国し、バルセロナに到着した際、「何が起きたのか分からないけど、残念ですよ…最初のタイヤだったんですからね。たいした作業もできなかったけど、マルコが頑張ってくれてるそうなんで…早々に復帰しますよ」と言った。
テストライダーのロレンツォ・サヴァドーリは21位。

14位アイ・オグラ(アプリリアTrackhouse、昨年はモト2総合首位)。
チームメイトのラウル・フェルナンデスは負傷により不参加。

『2025 セパンテスト最終日 モトGP』



『2025 セパンテスト最終日総合 モトGP』




(Photo:モトGP公式サイト

POSTED COMMENT

  1. きゃめる より:

    セパンの本戦はまだですが、25ドカがセッティング詰めても24年タイムより微増なんじゃなかろうか!?ヤマハもホンダも去年からの優遇措置の結果からトップ陣とのタイムを縮めて来れてる気がする。
    次のヘレスでどの様な結果が出るのか楽しみだ。

  2. kai より:

    トップ10に日本勢がくい込んできたのは良い兆候ですね。この流れでシーズンに入って欲しいです。

  3. フルバンク より:

    最初の合同テストでDUCATI型落ちが速いのはいつもの事。ヤマハとホンダの躍進は嬉しいが、マリーニが小椋選手より遅いって何?個人的にはザルコがファクトリーで逆が良いんじゃない!?と思えるが、チェッキネロが猛反対するだろうね。
    今期のファビオは期待感しかないね。

  4. 通りすがり より:

    アレックスは年末も年始もトップで絶好調だな。
    引退したほうがいいとか言ってたのがいた気がしたが、気のせいかね?

  5. maxtu より:

    トップはマルケスかと思ったら弟だったのね
    バルセロナの乗換えから速攻でフィットしてたし順調に乗りこなしてる
    兄とガチバトルして優勝して欲しいねぇ
    ってか、デスモ24型最強過ぎるw

    KTMの乗換え組は思ったより苦戦気味?
    それだけYAMAHA、HONDA勢が上がってるとみるべきか
    ザルコ複数契約の最終年になるけど、どうするかな

  6. アレックス頑張れ より:

    念願のGP24とアレックスに期待しかない!

  7. きよむす より:

    今の時点で昨年型のドカに乗ってる3人が速いのはそりゃ1年間熟成され切ったチャンピオンマシンなんだから当然だしこの結果はあんまりアテにはならないでしょうね。他の人達は下ろしたての25年型マシンの調整を始めたばかりなんだし。マルケス弟、モルビデリ辺りはシーズン中盤からはいつも通り埋もれそう…。

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