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2025 ブリーラムテスト最終日【モトGP:リザルト&トピックス】

『2025 ブリーラムテスト最終日【モトGP:リザルト&トピックス】』

★2月12〜13日、タイのブリーラムにあるチャーン・インターナショナル・サーキットでモトGP公式テストが行われた。

★最終日(13日)の概要は以下のとおり。

★トップ10はドゥカティ4名、アプリリア1名、KTM2名、ホンダ1名、ヤマハ2名。

★ルーキー勢は11位オグラ、18位アルデゲル、20位チャントラ。

★セパンテストで骨折した3選手はラウル・フェルナンデスのみ今回のテストに参加し、マルティン&ディ・ジャンナントニオは開幕戦であるタイGP参戦を目指す。

★ドゥカティ

首位マルク・マルケス(ドゥカティファクトリー)。初日も首位だった。本日は1.28.855を記録(本日唯一の1分28秒台)。なお、去年のバニャイアPPタイムは1.28.700。
チームメイトのフランチェスコ・バニャイアは5位(VR46ライダーズアカデミー)。首位と0.523秒差。昨日は機械的なトラブルが多数発生していた。

2位アレックス・マルケス(ドゥカティグレジーニ)。首位と0.179秒差。
チームメイトのフェルミン・アルデゲルは18位(昨年はモト2総合5位)。

7位フランコ・モルビデッリ(ドゥカティVR46、VR46ライダーズアカデミー)。安定して速い。
チームメイトのファビオ・ディ・ジャンナントニオは骨折により不参加。

※最新機のエンジンはジジ・ダッリーニャの「リスクを負いたくない」と言う意向により、2024年版を2年間使用する(2025/2026)。

※フレームとカウルに関しては13日夜に決定する予定で、2024年機の最終版が採用される可能性もあり。もしかしたら、ヘレステストで最終決定するかもしれない。

※最終的に、2025年機は電制システムの一部とサスペンションが新しくなる。ダヴィデ・タルドッツィ談「2024年機より良いマシンを作ろうと思ったが、無理だった。求めていたものが見つからなかったので、リスクは冒さないことにした」。

★アプリリア

3位マルコ・ベッツェッキ(アプリリアファクトリー、昨年はドゥカティ機、VR46ライダーズアカデミー)。サプライズ。開幕戦用のセッティング作業をさらに行った。
チームメイトのロレンツォ・サヴァドーリは21位(テストライダー)。最下位。マシン開発プログラムの作業を続けている。骨折で不参加のホルヘ・マルティンの代役。

11位アイ・オグラ(アプリリアTrackhouse、昨年はモト2総合首位)。首位と0.781秒差。ファクトリーのベッツェッキ選手と0.576秒差。午前セッションでは7位だった。
チームメイトのラウル・フェルナンデスは13位。

★KTM

4位ペドロ・アコスタ(KTMファクトリー、昨年はモトGPルーキー・オブ・ジイ・ヤー)。今のところ、安定した順位ではなく、選手本人の根性で出したタイムと見られている。
チームメイトのブラッド・ビンダーは12位。

9位マーヴェリック・ヴィニャーレス(KTMテック3、昨年はアプリリア機)。サプライズ。
チームメイトのエネア・バスティアニーニは15位(昨年はドゥカティ機)。

★ホンダ

6位ジョアン・ミール(ホンダファクトリー)。サプライズ。首位と0.544秒差。
チームメイトのルーカ・マリーニは14位(VR46ライダーズアカデミー、ロッシ異父弟)。

16位ヨハン・ザルコ(ホンダLCR)。
チームメイトのソムキャット・チャントラは20位(昨年はモト2総合12位)。

★ヤマハ

8位ファビオ・クアルタラロー(ヤマハファクトリー)。昨日は苦戦していたが、今日はトップ10に復活。
チームメイトのアレックス・リンスは17位。

10位ジャック・ミラー(ヤマハプラマック、昨年はKTM機)。
チームメイトのミゲル・オリヴェイラは19位(昨年はアプリリア機)。

『2025 ブリーラムテスト最終日セッション総合 モトGP』



『2025 ブリーラムテスト(最終日)FP3 モトGP』



『2025 ブリーラムテスト(最終日)FP4 モトGP』




(Photo:モトGP公式サイト

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POSTED COMMENT

  1. フルバンク より:

    大体予想を大きく覆す事も無く、順当な順位でした。サプライズは2つで先ずは各メーカーの差が昨年迄と大きく短縮され今シーズンの混戦がより苛烈になり、観る側の楽しみが膨らんだ事と小椋選手の一般的な予想を良い意味で裏切っての好走。
    この分で行くと当初のスタート位置より大分前からスタートが可能になり、その分前方の選手の操作やラインを見れるのは経験に その上でパスする事を狙っての走行はこれからの上達を早くしてくれそうです。

  2. きゃめる より:

    ドカファクトリーが24Egの改良版使うって事は、サテライトチームにもライバルチームにもチャンスが来るのかも。テスト見たまんまで言うなら、マルク弟、モリビ、アコスタ、ベス、クアル、ミラーあたりが引っ掻き回しそうだけど、次のヘレステストでドカ以外がどんな結果を出すか?だね。それである程度は前半戦見えてきそう。楽しみ!

  3. Apex より:

    マルケス兄弟が好調そうで何より。マルティン不在の間はベッツエッキが活躍しつつ、バニャイアにアコスタが5強という流れになるのかな?

    そしてセカンドグループはクワルタラロが引っ張りつつ、ホンダもついに着いていけるようになり、レース終盤になると小椋選手がセカンドグループトップじゃないか!?

    という妄想が楽しすぎる。w

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