MotoGP

オリべイラ:左肩の靭帯断裂、3年間で5度目の大ケガ

『オリヴェイラ:左肩の靭帯断裂、3年間で5度目の大ケガ』

★3月14〜3月16日、アルゼンチンGPが行われ、モトGPクラスのミゲル・オリヴェイラ(ヤマハプラマック)が予選17位、スプリントは転倒リタイア、決勝は棄権した。現在、総合19位(−72ポイント)。

★オリヴェイラ選手はスプリントでフェルミン・アルデゲルの転倒に巻き込まれ、左肩の靭帯断裂と胸鎖関節の脱臼を負った。今のところ、復帰の目処は立っていない。

オリヴェイラ選手のコメント。

【ケガについては?】
「早期回復を目指し、色々な方法を話し合ったんですが…最終的に、しばらく腕を動かさず安静にしていることになりました。」

【靭帯のケガは回復に時間がかかるそうで…】
「復帰の目処は立っていません。生物学的に僕の身体がどう反応してくれるか…様子を見ないことにはね。
1週間毎に状況を検証していきます。できるだけ早く復帰できるよう頑張ってはいるんですが、とにかく、100%の状態に戻れるよう集中していかないと。
言葉にできないぐらいのストレスですよ…強い走りができるよう、チームと一緒に毎日頑張ってきたんですから。それがこんな状態になってしまい、いつ復帰できるかも分からないなんてショックでしょ。
とにかく、僕は完治させて復帰することだけを考えてあます…今、確かなのはそれだけです。うちはもっと出来るはずなんだから。」

★3月28日からのアメリカズGPはオリヴェイラ代役として、アウグスト・フェルナンデス(テストライダー)が参戦する。
当初、フェルナンデステストライダーはジョナサン・レイ代役として、SBKポルティマオラウンド(3/28〜)に参戦する予定で2日間のSBKポルトガルテストにも参加したが、オリヴェイラ選手が負傷したため、急遽、その代役を務めることとなった。このため、レイ代役ははジェイソン・オハロラン(豪出身)が務める。

★ミゲル選手は3シーズン連続で負傷しており、これが5度目である。
まずは2023年ポルトガルGPでマルク・マルケスに直撃され、同年スペインGPでファビオ・クアルタラローに押し倒され、同年カタールGPでオリヴェイラ自身が転倒した。
2024年インドネシアGPでは、技術トラブルによりハイサイド転倒した。

(参照サイト:『Corse di moto』)
(参照サイト:『Corse di moto』)
(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram

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POSTED COMMENT

  1. きゃめる より:

    オリベイラ残念!KTM出てから良いこと無いな。アプリリアに移籍して良い出だしだったのに、マルクに追突されてから不運続きって印象。靭帯断裂はちょっと時間掛かるし、完全に元に戻せるものでは無い。ヤマハ離脱かもな。

  2. フルバンク より:

    確かにオリベイラはマルケス兄からの追突されて以降、運の悪い追突やコケに巻き込まれて散々なレースが続きですね。
    懸命に治してレース復帰して数レースで又起こる。
    靱帯断裂は後遺症は残るがモトGPマシンに対してと限定するとマルケス兄の右手じゃないが、不自由を感じながらも操縦出来る状態には成れると思います。
    しかし復帰後も硬く成り易いので、ストレッチやほぐす事はもう癖の様に続ける必要はあると思います。

  3. 鯖通り より:

    下世話な話題で恐縮ですがオリベイラは結婚してからずっとツキが無い感じなんですよね…
    なんとなくメランドリを思い出します(こちらは本人より所属チームに影響が及んでましたが)

    閑話休題

  4. カツカツ より:

    運も実力の内と言う言葉がありますが、レースで優勝したり年間チャンピオンなったりって運も味方に付けないと勝てないと思う
    ライダーってその時その時で凄い運を使ってて、ある程度の運を使い切ると悪い時も来る
    スペンサー、レイニー、シュワンツ等偉大なライダーでもチャンピオン取って運を使い果たした感じがする
    マルケスは運を使い果たし、数年全く勝てない不運を乗り越えての今年が有るみたいに
    実力以外の運を味方に出来るライダーでないと世界の舞台では戦って行けない様な気がする

  5. Apex より:

    転倒シーンを見直してみましたが、左肩に全ての衝撃が集中するように、左前方に前のめりになりつつ地面に叩きつけられてますね。

    エスケープゾーンも狭かったためか、マシンを起こして減速しようと試みていたのも、身体の受け身を取る猶予が無くなった原因に見えました。

    あのままクラッシュパッドに突っ込んだ方が良かったのか、マシンを起こさずにアルデゲルと一緒に滑って行った方が良かったのか、

    もう条件反射的な本能な部分に見えるので、難しいですね。やはり運になるのかな・・・。
    ここまで続くと受け身が学べる柔道とか、上手い転び方の勉強も少しやった方が良いのかもとも思ってしまう。

  6. 70 より:

    イケル・レクオナ氏に突っ込まれてからだと思うんですよね…
    あの時もマルク氏の時もそうだが、本人が意識してない時のコーナーリング中にオーバースピードで突っ込まれる事が度々起こってますね…
    マルク氏は自業自得のハイサイドですが、ミゲル氏に至っては、他者の要因が大きいですよね…

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