
『ディ・ジャンナントニオ:マルティン転倒は人生最悪の光景だった…』
★4月13日(日)、カタールGPのモトGPクラスでファビオ・ディ・ジャンナントニオ(ドゥカティVR46)が、決勝16位だった。現在、総合5位(−75ポイント)。
★第14ラップでホルヘ・マルティン(アプリリアファクトリー)が転倒し、後続していたディ・ジャンナントニオ選手は避けきれず、倒れているマルティン選手の背中にマシンが当たってしまった。
★決勝後、ディ・ジャンナントニオ選手が同事故について次のように話した。
【転倒したマルティン選手に接触してしまった件については…?】
「まず第一に、(マルティンが)けっこう無事な状態だったと言うのが大切ですよね…今日は2人とも、ツイてたと思います。」
【どんな風に接触してしまったの?】
「(マルティンは)僕の前を走ってたんですが、ちょっと膨らんでしまったんですよ。僕は抜こうとしてたんで、かなり接近していて…(マルティンが)転倒した時、まさに僕の目の前に倒れていて…その時、時速200km出てたんです。避けようがなくって、接触してしまいました。
その後、プッシュし続けたものの、ホルヘのことが頭から離れなくって…本当に心配でした。だから、レース終了後、ホルヘのピットボックスで停車して…チームに具合を確認したかったんです。」
【事故後、レッドフラッグが提示されなかったが…】
「あれには驚きました。もう、ザワッとしてしまって…これまでの人生で一番最悪な光景だったんですから。
(マルティンは)酷い転倒事故だったじゃないですか…その後、スタンド席の巨大スクリーンで無事かどうかを確認して…さいわい、無事だったんですよねぇ。
だから、レッドフラッグが出なかったんじゃないんですかね。とにかく、最終的に無事で良かったですよ。」
Just pure heartbreak Grand Prix over for @88jorgemartin #QatarGP pic.twitter.com/317FMvVAfD
— MotoGP™ (@MotoGP) April 13, 2025
(参照サイト:『Gpone』)
(Photo:Instagram)
ディッジャ レーシング アクシデントです。マルティンの身体は走行に限界を迎えていた。
一連の記事を読んで、シモンチェリの事故を思い出しました。マルティンが無事だったのは幸いでしたね。
やはり長期欠場した場合のGPマシンによる練習は必要なのかも知れません。
今の安全基準だと、他車との絡みがなければ重篤な事故にはなりづらい。その悪い状況が出てしまいましたね。転倒した方も、ぶつかってしまった方も、もうどうにもならない。 富沢の時と少し似ている・・という事は、高速コーナーの外側にリアがでて、そこからスリップダウン、そして後続車が接触・・というパターンは一つの危険事例として今後のコース設計に反映させてほしい。重症ではあるんだけど、無事でよかったです。
転倒が起きた時にそうなりやすいコーナーである事は過去の例からも分かっているんだけどね。
いつもこの手の事故が起きる度に、バイクは生身の身体が剥き出しなのだから、突起物等は
禁止とされていたWGP時代はまともだったなと。MotoGPは浅はかで、犠牲者が出ても改善しない。
直近でも、ジャックやペッコらも隊列の中で転倒して、あの時、最悪な状況にだって成りかね
なかったと思って観てたので。タイヤを無くす事は不可能だけれども、ウイング等の突起物とか
ダウンフォースも大して得られる訳でもない、エアロウフィン等の危険要因は廃止にすべきかと。
今回の様に、ライダーにヒットした場合でも、最小限度のリスクに留まるフェアリングにしないと
また事が起きた時、同じ事の繰り返しでしょ。リハビリ中のオリビエラは、エアバッグですら
大した効果があるとは信じてない様子で、もういっぺん今のMotoGPの常識を疑って視る必要がる。
そもそもレーシングインシデントは不確定要素で、不幸中の幸いばかりではないのだから。
確かに
2周に渡ってイエローが出てたらしいから、レッドフラッグでもおかしくなかったよね
ヒットしてディッジャも気になって走りに集中できない状況もよくない
アメリカGPから運営側のジャッジがよくない
ジャナントニオは優しいですね。あの状況では気になってレースどころでなくなってしまう気持ちも凄く共感できます。
マルティンはエアバッグも開いて肺が締め付けられて、更に死ぬほど苦しかったと今見れば思えます。
2周に渡ってコース脇から離れられなかったわけですし、運営が良くないに自分も一票です。