
『バスティアニーニ:ビニャーレスは僕とは違うマシンを使ってる…』
★4月13日(日)、カタールGPのモトGPクラスでエネア・バスティアニーニ(KTMテック3)が、決勝11位だった。現在、総合13位(−102ポイント)。
★決勝後、バスティアニーニ選手が次のように話した。
【今回の決勝については…?】
「もうちょっと期待してたんですけどねぇ…でも、オーバーテイクで苦戦してしまって。
残念ですよ…FPセッションの単独走行だと、好ペースで走れてたんだから。まぁ、左折コーナーはリアが滑りまくって、加速できなかったんですけどね。
でも、右折は好リズムだったんで、もっと上位争いができてたはずなのに…ずっと後ろを走るしかなかったんですよねぇ。」
【今後に向けては?】
「今日は予選結果のせいで失速してしまったんで、もうこんなレースをしないよう改善していかないと。
あと、まだセッティングがイマイチなんですよ。とは言え、金曜から日曜にかけてチーム全体としては進歩してたんで…ヴィニャーレスのパフォーマンスを見れば一目瞭然でしょ。」
【ヴィニャーレス選手は2位でゴールし…(※降格前のインタビューです)】
「僕らとは違うマシンを使ってるんですよ…でも、詳しいことは教えてもらえないんです。まだ、僕らには提供されてないマシンなんで。
まぁ、そのせいだけで、彼がああ言う走りをしてたってことではないんですけどね…速かったじゃないですか。速攻で適応してますよね。」
【今週末の感想は?】
「良かったって言えるでしょう…徐々に成長してきてるし、速い走りもできてたんで。
次のヘレスも振動問題が続くかどうかは分からないけど、もし解決するようなら好結果を目指せるチャンスになるかもね。」
(参照サイト:『Gpone』)
(Photo:Instagram)
おっと…
4台も参戦してると新マテリアルは全員には行き渡らない?ってこと?
昨年末からの経営的なゴタゴタのせいで今期に向けた開発は停止してた筈です(ワークスのアコスタも去年と同じバイクと言っていた)
昨シーズンの内に試してお蔵入りしてた別仕様とか?
だとすればスズキ~ヤマハ~アプリリアと渡り歩いた経験を買ってヴィニャーレスに委ねたのでしょう。
KTMはニューパーツは実績を残した順に投入して行くと言っていたし、アコちゃんも使ったが結局選んだのは従来パーツだっただけ、ビンダーに提供されたかは不明です。KTM内の上昇して来ているとは言え、エネアの現在では贅沢は言えないでしょう。遅くとも次戦のヘレステスト後には、今回のパーツ以外にも供給されるでしょう。
お金がないから、1台分作って効果があれば全員分作るということではないでしょうか。
なぜヴィニャーレスなのかは、アキ・アジョさんしかわからないですね。
アコスタは転倒が多いから最初に使わせるのはちょッとやめておこうと思ったか、契約書はただの紙切れと言っているから後回しにされたのか分からないですね。
もしかしたら、エンジンオーバーレブさせられるのを恐れて、まずはヴィニャーレスに使わせたのかもしれませんね。
KTM「次の株主優待はリアウィング」
噂では今回のマーベリックは極端な後ろ寄りセッティングで、他のライダーが真似しても乗りこなせないほどだったとか。
もしくは今のカーボンフレームが超不評なのでフレームを過去の物に取り替えたか…。
後者は噂話すら出てこないのでおそらく前者かと思われます。
ワークス昇格したけどアコスタがあんまり新パーツテスト好きじゃないんだよね
去年ルーキーだったから当たり前だけど結構保守的
一方のヴィニャはどんなバイクでも優勝できるから…
ビニャーレスはKTMの株主ですからね。それも少なからず関係してるでしょうね。