MotoGP

クアルタラロ『ヤマハ機の唯一の武器はブレーキングだって言うのに…』

『クアルタラロー:ヤマハ機の唯一の武器はブレーキングだって言うのに…』

★4月11〜13日、カタールGPが行われ、モトGPクラスのファビオ・クアルタラロー(ヤマハファクトリー)が予選3位、スプリント5位、決勝7位だった。現在、総合8位(−93ポイント)。

★決勝は8位でゴールしたが、マーヴェリック・ヴィニャーレス降格により7位となった。

★決勝後、クアルタラロー選手が次のように話した。

【今回の決勝については?】
「キツかったです…序盤ラップはグリップが低いと起きる例の問題のせいで、全然楽しくなかったし。
その後、状況は改善したものの…時すでに遅しって感じで。残念ながら、スプリントでのパフォーマンスを繰り返せる状態ではなかったです。これが精一杯の結果でした。」

【次のヘレス戦に向けては?】
「様子を見ていきますよ…まぁ、前進できそうな新パーツに期待できるはずなんで。
ル・マン戦の後、イタリアでテストをする予定なんで、例の問題点について、役に立ちそうなものが見つかるかもしれないし。
僕達の方は懸命に努力してるし、色々と試してはいるんですが…なかなか望むような状況にはねぇ。一歩づつ立ち向かっていかないと。
できるだけ早く、トップ陣と戦えるようになりたいと思ってるけど…時間がかかることは分かってるんで。」

【タイヤについては?】
「僕の予想では、スタート直後にベストパフォーマンスを発揮し、その後、大幅にタレるだろうと思ってたんだけど…結局、消耗面については上手くいきました。
ただ、問題は序盤の戦闘力で…他の選手らの方が高いんですよ。皆に抜かれてしまうんだから。うちはグリップと馬力が足りないんです…場所によってはマシンがウィリーを起こしがちだし。
だから、良い操縦をするなんて無理だし、オーバーテイクも不可能なんです。唯一の強みはブレーキングだって言うのに、そのための操縦準備ができないんだから役に立たないんですよね。」

(参照サイト:『Gpone』)
(Photo:Instagram

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

 

ITATWAGP | イタたわGP