
『クアルタラロー:エンジニア陣の努力に満足してる、表彰台はさらなる後押しになるだろう』
★4月27日(日)、カタールGPのモトGPクラスでファビオ・クアルタラロー(ヤマハファクトリー)が、決勝2位だった。現在、総合6位(−90ポイント)。
★今回は2022年インドネシアGP以来のPPを獲得し、2023年10月インドネシアGP以来の表彰台も獲得した。
★決勝後、クアルタラロー選手が次のように話した。
【久しぶりの表彰台獲得で…】
「何も考えずに走ってました…とにかく、レースに集中しまくってたんで。ちょっとでも余裕があれば、色々と考えることもできるけど…ペッコが後ろに控えてたんで、何も考えずに走ってました。
最終ラップの最終コーナーまで、とにかく限界ギリギリだったんです。ベストを尽くそうってだけ思って…順位を維持してました。」
【今週末については?】
「PP獲得、スプリントでの大胆スタート、マルク・マルケスとの序盤競り合い等…僕にとっては特別なものとなりました。
3日間ずっと速い走りができたけど…レース序盤は、モト2のタイヤカスのせいで大変だって覚悟してました。
でも、自分のペースで走ることができ…僕の走行ラインは他の選手と微妙に違うんですが、何周かは首位に立てたし。
うちにとっては大切なことなんですよ…アレックスに抜かれた後、彼に喰い付いて行くことはできなかったんだから。
とにかく、自分のペースを維持し、可能な限りのベストリザルトを獲得できました。」
【レース中はどんな感じだったの?】
「楽しかったですよ…首位走行なんて何年ぶりだろうって感じだったし、目の前に誰も居ない感触って物凄いんですよ。
自分は速いんだって思えて、ああ言う顔ぶれと競り合っていけるなんて…精神的に大きなステップアップですよね。
ただ、今後のレースに向けて、期待しないようにしないと…マシン自体は、オースティンから何も変わってないんで。カタールではけっこう苦戦してたんだから、舞い上がらないようにしないとね。
今日みたいなレースができる日が巡ってきたら、また頑張らないと。」
【昨日のスプリント序盤では、兄マルケス選手と競り合い転倒してしまったが…】
「他の選手と比べ、僕は操縦法がちょっと違うんですよ…今日はペース面に関しては、ペッコやマルケス兄弟と戦えるって分かってたけど。最終的に、そうなってたでしょ。
エンジニア陣が賢明に努力してくれてることに、特に満足してます…今回の表彰台が、さらなる後押しになってくれるでしょう。
フォーメーションラップの時、今日はグリップは味方してくれないな〜って分かってたんで…違う操縦をしてみたんです。序盤ラップが重要でしたね。
アレックス並みのペースは出てなかったんで、僕にとって2位はベストリザルトでした。」
【マシン開発にグリップが大きく影響しているの…?】
「今のところ、グリップは関係ないです。うちはレース序盤で特に苦戦してしまうんですよ…モト2レース後のタイヤカスのせいなんですけどね。
でも、自分達のラバーが路面に乗ってくると、マシンは走りやすくなるんです。こうしたグリップや気温上昇のせいで、皆、PRやFP2よりスピードが落ちてたんですよ。
うちは上手く作業できてたし、ユーズドタイヤのグリップも調子良かったです。」
(参照サイト:『Motosprint』)
(参照サイト:『Gpone』)
以前どこかの記事でクアルタラロは非常に特殊な乗り方で彼のブレーキングは誰にも真似出来ない、といった内容を目にしたことがあります。
ベストマシンのドゥカティに乗ったマルケスやペッコに対抗できてしまうあたり、天才さが伺えますね。
良い走りを見せてくれて、ありがとう。
彼のコメントは、他のライダーより路面とタイヤの感触を繊細に掴んでるといつも感じる。
とにかく素晴らしい走りだった!
まだまだだろうけど、頑張ってほしい。
ミラーも転倒までは良いとこ走ってたし、
リンスはいまいちだったけど、全体のバランスは順位ほど悪くないと思う。
2位をもぎ取ったねぇ、ファビオにしか出来ない操縦ですよ!
スプリントを観た時は、決勝も逃げ切れないなって思っていましたが良い意味で予想を覆す集中力バツグンの走りでした。
ミラーは結構適応しているが、リンスの低迷は気になるな。
最年少PP獲得や複数回優勝など、ヘレスとの相性が良いんでしょうね。
辻本さんも仰ってましたが、次は地元のル・マン。M1との相性も良いサーキットだと思うので、引き続き表彰台争いに絡んで欲しいです。
モト2レース後のタイヤカスかぁ・・・
考えた事なかった。
同じピレリになったら状況かわるのかね?
なんにせよ今後のクアルタラローとヤマハに期待!
にしてもこんなに早くドゥカティと争えるくらいに仕上げて来ると思ってませんでした。
母国凱旋楽しみ!
ファビオありがとう!YAMAHA機が今年中にPodiumに上がれるなんて希望はしていたけれど現実的じゃ無いなぁと考えていました。だけど土曜日にファビオがPPを奪取した時に僕の気持ちはとても昂ぶりました。スプリントは残念だけどまぁ練習みたいな感覚で…。ファイナルでアレックスに抜かれたとはいえペッコの追撃を最終ラップまで躱し続けて走行する姿に僕の胸は高鳴り 昔HONDA機 SUZUKI機 そしてYAMAHA機を操る往年の名ライダー達を思い出しながらてとても良い気持ちになりました。ファビオそしてエンジニアのみなさん本当にありがとう!
今年はYAMAHA機のファビオとHONDA機のザルコそしてDucati機のマルコ3人のPodiumが観られるかもしれないです。もう希望では無く現実的にあり得ると考えます。もちろんAprilia機のAI OguraのPodiumも期待してます。今シーズンは日本人にとって面白いMotoGPになりそうですね!
〉今日はグリップは味方してくれないな〜って分かってたんで…違う操縦をしてみたんです
この辺のコメントが凡人ライダーにはわからないんですよね。
グリップが味方しないとは、グリップが少ないから?それとも他の何かか?
そして、グリップがない時の操作方法とは?
んん~~、誰から教えてください
たしかほかのライダーよりリアブレーキをたくさん使う走り方だったような気がする。ストレートが短いコースでコーナーが多いサーキットならパワーのハンデをコーナーリングのテクで何とかしてくれるが、他3名のライダーはそんな特殊なテクは持ち合わせていない。HONDAもアコスタとかラズガット・リオーグルとかより、契約書の抜け穴見つけてファビオをとった方がよいような気がする。
ファビオはリアブレーキをたくさん使うライディングでコーナーリングの最中も上手に使って、スピードを調整していると青木さんが言っていたような気がする。コーナーでファビオを抜くのは難しいと言っていたような気がする。彼がチャンピオンを取った年もライバルは長いストレートでエンジンパワーを使って抜くしかなかった。
やってくれましたね。久しぶりに逃げ馬の青いマシンを見ました。
あとはもう少しコースが違っても5位くらいにはなれる安定性が出せれば、ですね。そして遠くない未来に93と63と20のガチバトルが見たい。
しかし、まさかアレックスがあそこまで突き抜けるとは、、
年々コメントを俯瞰して発するようになってきてますね
「今後のレースに期待しない」
とかフォーメーションラップで当日のグリップ考えるとか
ピレリのラバーがミシュラン+ヤマハに相性悪いってことなんでしょうか
あとラインが違うとかスプリントの経験踏まえて抜かれた時にライン外さないよう走ってたり
凄く成長したと感じます
次の契約では最速マシンに乗って欲しいのと願わくばそれがヤマハであればファンとしては嬉しい
確かに今回はストレートが短かかったので、ブレーキングで頑張れば抜かれない展開のようにも見えましたね。
コースレイアウトがかなり味方になっかたも知れないけど、同時にグリップが低いコースでもあるのでヤマハにとっては辛かったはずだけど、ファビオの頑張りによる結果だね。
これが母国だったらもっと嬉しいでしょうね
久しぶりの日本メーカーのトップ争いに食い入って見てしまいました
次戦は母国だけに今回かそれ以上の期待をしたいですね
是非頑張って欲しい
かなり攻めて転倒するか?と観てたけど、あれで転倒しない安定感がファビオらしいよね
次のテストでV4が登場するらしいけど、M1で結果が出ただけに気になるところ
開発側の判断力が試されるね
そういえばドヴィも来てたからファビオにとっては良いアドバイザーになりそう