
『タルドッツィ:マルク・マルケス転倒の原因を説明』
★5月9〜11日、フランスGPがル・マンのブガッティ・サーキットで行われる。
★先日、ドゥカティのダヴィデ・タルドッツィ(チームマネージャー)が、独サイト『Speedweek.com』のインタビューで次のように話した。
【マルク・マルケスの転倒は、オースティンもヘレスもマシンの問題は皆無だったそうで…】
「奇妙な話ではあるが、原因の見当はついていて…あれはどちらとも、マルクが減速しようと思ってたから起きた転倒なんです。
肩の力を抜いた瞬間…スピードはそのままでも、集中力は落ちるんですよ。それが原因でしょうね…つまり、マルクの集中力を何とかすべきと言うことです。
オースティンでは、データを見ると第2/3/4コーナーでは非常に速く…減速した途端、それらのコーナーのスピードがわずかに落ち、通常より50cmイン寄りに走って縁石にぶつかって転倒してました。」
【一方、チームメイトのフランチェスコ・バニャイアは、ここまでの5GPで1勝のみだが…】
「マルクは前進しておらず、ペッコは本来の力を発揮していない…と言うわけです。
ここ4年間の実力は良く分かってますからね…タイトルを2度、総合2位を2度取ってるんですから。
ドゥカティ機に6年以上乗っていて、マシンのことは把握しきってるのだし…我々も、ペッコが実力を発揮できるような何かを見つけてやらないと。
コーナー前のブレーキングで…あの何メートルかの信頼感が欠けているんですよ。」
【バニャイア選手はル・マン戦に向け、ヘレステストで何か試していたそうで…】
「助けになるような物を探り出してやらなければね。あと、こう言う問題を精神的にどう取り組んでいくか…そう言う方法も重要でしょう。
ただ、現時点で欠けているのはそっちではないんでね。我々としては、信頼感が増すよう技術的に改善していかないと。」
(参照サイト:『Corse di moto』)
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6年もDUCATI機に乗り続けながらFのフィーリングで速く走れないとは適応範囲の狭さを露見していると映る。
ホンダからDUCATI23機でも速さを発揮で25機も乗りこなしてしまうマルクは適応範囲が広いねぇ~
マルケスと違ってマシンを開発しながら走るのは大変なんだよ
開発しながら乗ってると言うよりもマシンが自分好みじゃないと速く走れない
ストーナーやマルケスみたいに走り出して数周で最速タイムに近い速さで走れるタイプじゃないってことでしょう
それはペッコが普通でストーナーやマルケスが特殊なだけなんですが
マシンが決まれば速いので問題はそれが何時になるかってことと、コースによる得意不得意で起こる調子の波をどこまで抑えられるか
タイトル争いでマルケスに勝つにはその2点が重要だと考えます