
『ピッロ:2024年機に戻すのは可能だが、それは取るべき道ではない』
★5月9〜11日、フランスGPが行われ、モトGPクラスのフランチェスコ・バニャイア(ドゥカティファクトリー)が予選6位、スプリントは転倒リタイア、決勝16位。現在、総合3位(−51ポイント)。
★5月11日、決勝後にドゥカティのミケーレ・ピッロ(テストライダー)が、ジョヴァンニ・ザマーニ記者(SKYピットレポーター)によるインタビューで次のように話した。
ザマーニ記者
「ドゥカティ最新機と言うのは、2024年機にかなり近いものだそうだが…なぜバニャイアは去年のような信頼感を掴むことができないの?」
ピッロテストライダー
「それは、ちょっと特殊な質問で…なんて答えて良いものか…基本的な要素が揃ってませんからね。去年と同じように機能するはずがないので、特殊な事柄なんですよ。
とにかく、ああ言う重たいチームメイトがいるわけだから、楽なことではないでしょう。これまでも、そう言うことはあったわけで…だから、現在のペッコの問題解決に集中していくしかないんです。
ほら、毎年タイヤも多少は変わるじゃないですか…まぁ、今年はそれほど変わってないとは言え…とにかく、マシンに関しては、ペッコは2024年機を使えないわけではないんですよ。
つまり、2024年機に戻したいのなら、それは可能なんです…既にやってもみたし。ただ、それが取るべき道だとは思いませんけどね。テストで、そこが大きな違いではないと確認済みですから。
ペッコは全てがきちんと調整されてなければいけないタイプなんですが、今年はそれが上手くいかなかった時が何回かあって…ただ、今週末のようになってしまうのはちょっとねぇ…本来なら、転換点になるかもしれなかったんだから…それなのに、状況をさらに悪化させてしまって…。
とにかく、現時点ではマシンになにか異常があるかもと思えるような要素はないですよ。」
(参照サイト:『Moto.it』)
(Photo:Instagram)
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