
『2025 ブリティッシュGP モトGP FP1リザルト&トピックス』
★5月23日(金)、ブリティッシュGP モトGPクラスのFP1が行われた。
★トップ10内はドゥカティ4名、アプリリア1名、ヤマハ3名、KTM2名。
★ルーキー陣は11位アルデゲル、18位オグラ、22位チャントラ。
★ドゥカティ
首位マルク・マルケス(ドゥカティファクトリー)。1.58.702を記録(※唯一の58秒だ。兄エスパルガロによるファーステストラップ記録を凌駕した)。同トラックで優勝したのは2014年が最後である。右コーナー過多で好みではないとのこと。
チームメイトのフランチェスコ・バニャイアは8位(VR46ライダーズアカデミー)。とりあえず、出だしは可もなく不可もなくで、相変わらず『ただいま努力中』と言った様子。
2位フランコ・モルビデッリ(ドゥカティVR46、VR46ライダーズアカデミー)。その他の上位選手らとは異なり、新タイヤでタイムアタックをした。なお、フィーリングは良いので、興味深い週末になるかもしれない。
チームメイトのファビオ・ディ・ジャンナントニオは12位。2025年機でステップアップ模索中。バニャイア同様、フロントの感触がイマイチ。
3位アレックス・マルケス(ドゥカティグレジーニ)。2年前の同GPスプリントで優勝している。
チームメイトのフェルミン・アルデゲルは11位(昨年はモト2総合5位)。
★アプリリア
4位マルコ・ベッツェッキ(アプリリアファクトリー、昨年はドゥカティ機、VR46ライダーズアカデミー)。
チームメイトのロレンツォ・サヴァドーリは23位(テストライダー)。最下位。ホルヘ・マルティン代役。
17位ラウル・フェルナンデス(アプリリアTrackhouse)。
チームメイトのアイ・オグラは18位(昨年はモト2総合首位)。セッション終盤、第2コーナーで激しいハイサイド転倒後、自力で歩いていたが少し足を引きずっていた。マシンは損壊。
※2023年の同GP決勝で、アレイシ・エスパルガロが優勝している。
It seems that @AiOgura79's Practice is already over ❌
The Japanese rider suffered a fast crash at Turn 2 earlier today #BritishGP pic.twitter.com/T9VBql8NBU
— MotoGP™ (@MotoGP) May 23, 2025
★ヤマハ
5位ジャック・ミラー(ヤマハプラマック、昨年はKTM機)。
チームメイトのミゲル・オリヴェイラは20位(昨年はアプリリア機)。
7位ファビオ・クアルタラロー(ヤマハファクトリー)。フランスGPで科せられたペナルティにより、同セッション序盤10分間は走行できず。ミザノ・プライベートテストで試した新エアロダイナミクスパッケージを初投入。
チームメイトのアレックス・リンスは9位。ミザノ・プライベートテストで試した新エアロダイナミクスパッケージを初投入。
※トップ10内に3名入った。
★KTM
6位マーヴェリック・ヴィニャーレス(KTMテック3、昨年はアプリリア機)。モルビデッリ同様、タイムアタックでは新タイヤを使用。
チームメイトのエネア・バスティアニーニは19位(昨年はドゥカティ機)。
10位ペドロ・アコスタ(KTMファクトリー、昨年はモトGPルーキー・オブ・ジイ・ヤー)。
チームメイトのブラッド・ビンダーは16位。
★ホンダ
13位ジョアン・ミール(ホンダファクトリー)。
チームメイトのルーカ・マリーニは15位(VR46ライダーズアカデミー、ロッシ異父弟)。
テストライダーのアレイシ・エスパルガロは21位(ホンダ・テストチーム、昨年はアプリリア機)。ワイルドカード参戦。
14位ヨハン・ザルコ(ホンダLCR)。
チームメイトのソムキャット・チャントラは22位(昨年はモト2総合12位)。腕上がり手術後、療養中だったが、今回から復帰。セッション終了後のスタート練習でスリップ転倒。
『2025 ブリティッシュGP モトGP FP1リザルト』
(Photo:Motogp.com)