
『ディ・ジャンナントニオがアコスタにちくり:VR46移籍話ばかりで、チームが気の毒だ…』
★6月27〜29日、オランダGPが行われ、モトGPクラスのファビオ・ディ・ジャンナントニオ(ドゥカティVR46)が予選8位、スプリント4位、決勝6位だった。現在、総合5位(-171ポイント)。
★決勝後、ディ・ジャンナントニオ選手が次のように話した。
【今回の決勝については?】
「スタートは良かったんですが、午前ウォームアップからずっとリアタイヤが氷の上でも走ってるような感触で…レース本番の序盤ラップはコーナー立ち上がりのトラクションもなく、どんどん後退してしまいました。
第10〜12コナー(第3セクター)ではかなり失速してしまい…普段は得意地点なんですけどねぇ。レース後半は45〜50度のバンク角でマシンを活用すれば良いことが分かったんで、マシンを起こしてる時は超ゆっくりブレーキング、倒してる時はアクセルを開いて高速走行をしてました…結局、ディフェンスレースになっちゃいましたね。
変な感触でしたよ…いつもは、あんな感じはないのにねぇ。こう言う時は、きちんと分析しないと。とにかく今日のことは忘れて、前に目を向けていきますよ。」
【チームメイトであるモルビデッリ選手と競り合いになっていたが…】
「モルビデッリは抜きにくい相手ですからねぇ…僕の方が速かったけどディフェンスされたんで、接触してしまったんです。
ヴィニャーレスとも競り合いしてたんで…すっかりタイムロスしてしまいました。
それがなければ、5位は固かったんですけどねぇ…まぁ、タラレバを言っても仕方がないけど。とにかく、じりじりしちゃいましたね。」
【来年、ペドロ・アコスタが貴方のチームメイトになるのではと噂されているが…】
「今、僕はドゥカティ陣営に居て、スーパーチームと一緒に大満足なんですよ…だから、ペドロが何をしようと興味ありません。
ペドロのチームは気の毒ですよね…他メーカーのことばかり話題にされてしまって。あそこのピットボックスの雰囲気が、どうなってるかは知らないけど。
やっぱり、自分のチームに集中する方が良いんじゃないんですか…好結果を出してるKTM選手もいるんだから。」
(参照サイト:『Gpone』)
(Photo:Instagram)
放出される直前まで追い込まれてから紆余曲折あっての最新型を付与されるまでになった彼の発言は重みがあるわ
アコスタは陣営内からの昇格なのに経営状態は伝えられてなかったようだし、もうKTM自体が信用できないのかもね。チームとの信頼関係はあっても、こればっかりは仕方ないんじゃないかな。KTM撤退でシート喪失を甘んじて受け入れるには若すぎるし。