MotoGP

バニャイア『トップ10落ちするリスクを犯して新フレームを試していたが…』

『バニャイア:トップ10落ちするリスクを犯して新フレームを試していたが…』

★7月11日(金)、ドイツGPのモトGPクラスでフランチェスコ・バニャイア(ドゥカティファクトリー)が、午前セッション(FP1)9位、午後セッション(PR)9位だった。

★本日は2025年機でのフィーリングを改善するため、新旧フレームの比較テストも行っていた。

★金曜セッション終了後、バニャイア選手がイタリア『SKY』に次のように話した。

【新フレームを試していたが…】
「何か違いを生み出せるような物を試すのは重要なことだったんで…今年、試した物はだいたい似たような手応えなので、違う物を試すのは重要なんですよ。
金曜セッションでフレームテストをすると言うことは、トップ10から外れるリスクも覚悟してのことなんですが…ギリギリなんとかなりました。
上手く作業できたし、リズム的にはけっこう速かったです。あいにく、リアのソフトタイヤが出走する毎に大きくタレてしまって…戦闘力は高そうだけど、消耗が激しいんですよね。」

【今日のタイムアタックについては…?】
「タイムアタックの最中は、マシンの乗り降りがちょっと大変ではあるんですが…ただ、プッシュの仕方で僕がミスってしまったんです。
ここのトラックだとコーナー進入よりは、旋回と立ち上がりでタイムを稼いでいくんですが…勢いあまって、ちょっとミスしてしまったんですよ。
2回目タイムアタックの時はけっこう速くて、2〜3位ぐらいのタイムが出せそうだったのに…ミスって膨らんでしまったんです。
いずれにせよ、出だし良好って感じでしたよ。」

【それで、フレームテストはどうだったの?】
「なんでも長所短所があるもので…現状維持の方が上手くいくこともあるんですよね。
グリップは上がったし、マシンもちょっと曲げやすくなったんですが…フロントの暴れ具合が増すようで…。
トラックによってはセッティングでカバーできるけど、今回はクイックターンが多いので…フロントが暴れがちだと助けにはなってくれないんですよ…特に左側は摩耗が激しいんで。」

【では、今回は旧フレーム継続と言うことで…】
「多少曲がりづらくても、フロントが安定している方が良いんで…土曜からは今までのを使います。
新フレームの方は、またどこかで試しますよ…ポテンシャルは高いんで、助けになってくれるトラックがあるでしょう。」

(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram

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