
『2025 ドイツGP モトGP スプリントリザルト&トピックス』
★7月12日(土)、ドイツGP モトGPクラスのスプリントが行われた。
★ポイント圏内は以下の9選手である。
ドゥカティ3名、アプリリア1名、ヤマハ2名、KTM2名、ホンダ1名。
★ルーキー陣は10位アルデゲル、17位オグラ。チャントラ欠場。
★ドゥカティ
首位マルク・マルケス(ドゥカティファクトリー)。ここまで11GPでスプリント10勝目。PPスタートから最初のハードブレーキングでミスをし、5位まで下がったが追い上げた。
チームメイトのフランチェスコ・バニャイアは12位(VR46ライダーズアカデミー)。チームメイトと20.339秒差。グリッド11位からスタートし、TVに映ったのはコースアウトから追い上げしていたアコスタ選手に抜かれた時ぐらいだった。新燃料タンクを試用中(※今までより小型)。
4位ファビオ・ディ・ジャンナントニオ(ドゥカティVR46)。
チームメイトのフランコ・モルビデッリはリタイア(VR46ライダーズアカデミー)。好スタートから2位走行中、第3ラップのハードブレーキ地点でハイサイド転倒。エスケープゾーンを回転しながら転がって行き、ライダースーツの前も全開になってしまった。メディカルセンターで左鎖骨に重度の打撲と診断され、精密検査のため最寄りの病院へ移された。
8位アレックス・マルケス(ドゥカティグレジーニ)。オランダGP決勝で左手の第二中手骨を複雑骨折し、手術を受けた。
チームメイトのフェルミン・アルデゲルは10位(昨年はモト2総合5位)。
10th Sprint win with a comeback masterclass @marcmarquez93#GermanGP pic.twitter.com/0PNZPL2Ue5
— MotoGP™ (@MotoGP) July 12, 2025
★アプリリア
2位マルコ・ベッツェッキ(アプリリアファクトリー、昨年はドゥカティ機、VR46ライダーズアカデミー)。第1〜14ラップまで首位を固持したが、最終ラップでマルク選手に抜かれた。しかし、アプリリア機と自身の戦闘力の高さは再度証明できた。
チームメイトのロレンツォ・サヴァドーリは18位(テストライダー)。最下位。ホルヘ・マルティン代役(次のチェコGPで復帰の予定)。
13位ラウル・フェルナンデス(アプリリアTrackhouse)。
チームメイトのアイ・オグラは17位(昨年はモト2総合首位)。
★ヤマハ
3位ファビオ・クアルタラロー(ヤマハファクトリー)。今シーズン初のスプリント表彰台。グリッド7位から好スタートで3位に就き、第3ラップから2位を固持したが第9ラップでマルク選手に抜かれた。
チームメイトのアレックス・リンスは15位。
5位ジャック・ミラー(ヤマハプラマック、昨年はKTM機)。
チームメイトのミゲル・オリヴェイラは11位(昨年はアプリリア機)。
★KTM
6位ブラッド・ビンダー(KTMファクトリー)。
チームメイトのペドロ・アコスタは9位(昨年はモトGPルーキー・オブ・ジイ・ヤー)。4〜5位を走行中にコースアウトし、12位となってしまったが追い上げた。
※マーヴェリック・ヴィニャーレス(KTMテック3)は棄権。予選2の出走ラップでハイサイド転倒し、肩を負傷。
チームメイトのエネア・バスティアニーニは虫垂炎で欠場。
★ホンダ
7位ヨハン・ザルコ(ホンダLCR)。
チームメイトのソムキャット・チャントラは欠場(昨年はモト2総合12位)。トレーニング中の転倒で右膝の外側側副靭帯を負傷、手術。
14位ジョアン・ミール(ホンダファクトリー)。
チームメイトのルーカ・マリーニは16位(VR46ライダーズアカデミー、ロッシ異父弟)。
『2025 ドイツGP モトGP スプリントリザルト』
『2025 ドイツGP モトGP 総合順位』
(Photo:Motogp.com)
ベッツェッキ頑張ってるなぁ!マルクに怖じ気付かず絡んで挑戦して行く勇気を賞賛するよ!アプリリアのエースとして、シーズン後半からクアルタラロと共に盛り上げて欲しい。必ず来年以降に繋がるはずさ!
マルクが追い上げのレースになったので面白かった。
スタートがポイントの低い順になったら毎レース面白いかもね。
モルの転倒は首が大丈夫なのか心配だったけど、鎖骨の損傷で良かった。来年は若手にシートを譲って欲しい。
ホンダワークスのライダーがどの様に選ばれたのか不思議でならない、責任問題にならないのか?