MotoGP

バニャイア『遅くて、悔しくて…でも、どうにもできない』

『バニャイア:遅くて、悔しくて…でも、どうにもできない』

★7月12日(土)、ドイツGPのモトGPクラスでフランチェスコ・バニャイア(ドゥカティファクトリー)が、予選11位、スプリント12位だった。

★金曜のドライコンディションでは戦闘力は高かったが、土曜は雨で苦戦してしまった。日曜決勝は晴れ(or曇り)の模様。

★スプリント後、バニャイア選手がイタリア『SKY』に次のように話した。

【土曜セッションは、終始苦戦し…】
「残念ながら、遅くって…戦闘力を上げられないんです。本当にがっかりしてます…今日のパフォーマンスは本当に残念でした。
どうにもならなくって…色々と試してはいるけど、マシンが言うことをきいてくれず…そこが問題なんです。全選手のデータを見てみても、どうにもできず…。
なぜ走りにくいのか…そこを突き止めないと。リアのグリップが非常に低いので、改善しないと…。」

【金曜セッションから新旧フレームの比較テストをしていたのが、却って仇になってしまったのでは…?】
「それは関係ないです。唯一、関係あるとすれば…ドゥカティ選手は全員、『リアソフトのグリップが凄くて、フロントを押してしまってる』と言ってるんですが、僕は昨日からグリップが低いってことだけです。
今年はいつもそんな感じで、対処方法を見つけるのが大変なんです…そこが問題なんですよ。予選からスプリントにかけて、けっこう大きく手を入れてみたんですが…却って悪くなってしまって。もしかしたら日曜は、別の方向に進んでみるかもしれません。」

【解決の糸口が、なかなか見つからないようで…】
「できるだけのことはやろうと頑張っているんですが…コーナー進入での信頼感がイマイチなんです。リアが暴れまくって…ちょっと変なんですよ。
他の選手よりも低速で進入してるのに、リアが滑りまくるんです。昨日から全体的なサポートが足りない感じなんですが、今日のウェットは特に酷くて。その辺を改善しようと頑張ってるんですが…今日は後退してしまった感じで。明日、然るべき方向に進み…前進できるかどうか様子を見てみます。」

【メンタル的には…大丈夫?】
「本当にがっかりしてるし、残念に思ってます。最後のウェットレースは去年なんですが…その時は優勝してるんですよ。でも、今年は戦闘力を上げていけなくて…。
ちょっと理解しがたい状況で…原因が分からないんですよ。マシンのフィーリングが掴めず、速い走りができないんです…それがウェットになると、さらに悪化してしまって。
それで落ち込んでしまって…もっと出来るはずなのに…だから、余計に悔しいんです。」

(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram

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POSTED COMMENT

  1. 日野飛揚 より:

    これはもはや敗北宣言みたいなコメントだなぁ。なんとか夏休み明けに事態が好転することを祈る

  2. 名無しさん より:

    ディジャはGP25に慣れてきたのか戦闘力をあげてきているのに一体どうしてしまったんだよ

  3. カル より:

    リアタイヤにフロントが押されるって、一昔前のホンダライダーのコメントに似てますね。(共通ECUになったあとあたり)

  4. pop84 より:

    来季はコンセッション(優遇措置)制度を利用しているカテゴリーDのメーカーにでも移籍して、シーズン中でもテストしまくれる環境に移った方が精神的には良さげに思える。
    ですが契約期間の縛りとかで無理でしょうね。

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