
『リンス:ヤマハ機での僕は無力だ…でも、あきらめない』
★7月11〜13日、ドイツGPが行われ、モトGPクラスのアレックス・リンス(ヤマハファクトリー)が予選18位、スプリント15位、決勝は最下位の10位だった。現在、総合18位(−303ポイント)。
★今シーズンここまでの最高リザルトは決勝10位(ドイツGP)、スプリント8位(フランスGP)。
★決勝後、リンス選手が西サイト『Motosan.es』に次のように話した。
【今回のレースウィークについては…?】
「これまでの自分のキャリアの中で、一番過酷な週末でした。モトGP初年度の時や負傷から復帰した時でさえ、これほど苦戦しなかったんですよ。
二輪レーサーとして、僕はこれ以上速くは走れないだろうって感じでした。」
【日曜決勝はどんな感じだったの?】
「序盤3周はアプリリアのプライベート組の後ろにいました…ラウルとアイ・オグラです。新タイヤのおかげで、まぁまぁ持ち堪えてたんですが…
でも、タイヤがタレてきたら、2人はスピードが上がってきて…僕は無力な感じでした。これ以上のことは無理だって…感じたんです。」
【何か問題があったの…?】
「コーナー中盤でスピードが出せず…リアタイヤが流れて、加速できなかったんです。
理由が分からないんですよ…ヤマハ機のことも分からなくなって…今週末は一体どうしてしまったのか…。
3日間ずっと同じ問題を抱え…毎日、コンディションが違うのに同じ問題なんです。とにかく、データを全て分析してみて…どう言う結果が出るものか…。」
【チェコGPに向けては?】
「もちろん、ここで終わるわけにはいきませんからね。終われないでしょ…説明がつかないんだから。
早々にミーティングを開く予定なんで…すべて注意深く見ておいて欲しいって頼んでおきました。観察できる箇所はすべて調べておくようにね。
土曜日にも言ったけど、今、うちは混乱してるんですよ…僕もチームもきちんと理解できてない状況なんです。
マシンはこれまでのGPと同じなのに…こんなことは初めてなんですよ。」
【決勝ではリタイアも考えたの…?】
「そう言うことは…諦めようなんてことは、一度も考えなかったです…前の選手と14秒差で最下位ゴールしたら、かなり落ち込むだろうとは思ったし、転倒の可能性もありましたけどね。
でも、僕自身は自信を失ってないし、オートバイの乗り方を忘れてしまったわけでもないんだから。なにかしらの理由でこうなってしまったんだから、その理由を突き止めなければ。
僕は諦めませんよ…そう言うタイプじゃないんでね。」
(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram)
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ヤマハは現状はクアルタラロとミラーが速い印象。2人はフロントコントロールに長けたライダー(※クアルタラロはすべて素晴らしい)。
逆にリンスとオリベイラは苦戦している。上2人ほどフロントへの信頼感がないのかな、
リンスもオリベイラもグリッド上では独特なスタイルだし、加速で差をつけているタイプのライダーたちなので、現状だとヤマハとミスマッチなのかも。
マシンも悪いんだろうけど、移籍してきてほとんど下位の印象。
マシンと合わないとか脚のケガとかあるんだろうけど、貴重なファクトリーシートでずっと不甲斐ない成績。
早々に可能性あるライダーにファクトリーのシートを交代してほしい。
もしアメリカで勝ったら日本の3メーカーで同じサーキットで制覇!と期待してたんですが…。ミラーの方が結果出してるし、来年はトプラクが来るし、このままではシートも危ういですね。
リンスは間違いなく放出されるでしょう。
他でリンスが乗るシートってあるんかな?
開発能力に長けた選手って聞いてたけど今の状態ではファクトリーのままはキツイでしょうね
リンスは結構好きなライダーなんで結果だして欲しい所ですね