
『マルケス:なぜバニャイアは苦戦しているのか?』
★8月15〜17日、オーストリアGPが行われ、モトGPクラスのマルク・マルケス(ドゥカティファクトリー)が予選4位、スプリント首位、決勝首位だった。現在、総合首位(418ポイント)。
★決勝後、マルク選手がイタリア『SKY』で次のように話した。
【マルコ・ベッツェッキとの競り合いはどうだった?】
「すぐに抜こうと思ったんだけど、リスクが大きすぎたんで…レースを無駄にするわけにはいかないですからね。
抜けないまま後ろに喰い付いてたら、リアタイヤがかなり消耗してるのに気づいて…しかも、フロントの温度も上がってたんで、少し減速することにしたんです。
その後は待ちの姿勢で…そうしたら、第3/10コーナーでベッツェッキのマシンが蛇行しだしたんですよ。苦戦してるんだなって思い、仕掛けることにしました。」
【ルーキーのフェルミン・アルデゲルが2位となり…】
「アルデゲルが追い付いてくるとは思ってなかったんですよねぇ…ただ、昨日のドゥカティ選手の中では、彼のタイヤマネージメントが一番だったじゃないですか。
物凄い勢いで迫ってきて…それでベッツェッキを抜いて、30秒台後半ぐらいのプッシュをするようにしたんです。」
【貴方はドゥカティ機を完全に乗りこなしているが…】
「うちのベースセッティングは、ザクセンリンクとブルノと今回も上手く機能してましたからね…3つ共、タイプの違うコースなのに。
おかげで安心していられるんですよ…まぁ、エンジンが強いと、なにかと楽になるものでね。」
【残り9GPだが…】
「100%集中していかないとね。いちばん大変なのは、優勝できないレースが巡ってきた時でしょうね。
そうなったら、頭をしゃっきりさせて、2位なり3位なりでゴールすることを覚悟しないと…いずれ、そう言う時が来るでしょう。」
【チームメイトのバニャイア選手が苦戦しているが…】
「そうですね。今週末なんか、速かったんですけどねぇ…でも、レース本番ではどうしちゃったんだか…金曜セッションでは最強だったのに。
才能ある選手ですからね…この間、ハンガリーのサーキットで一緒にパニガーレ機を走らせたんだけど、もう最強でしたよ。
これまでドゥカティファクトリーで多くのことを成し遂げてきたのだから…タイトルを2回取ってるんですからね。フィーリングがつかめるよう、ドゥカティがサポートしてくれるでしょう。
今シーズン終盤には強くなってるよう願ってますよ。」
(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram)
何か無敵ング状態のマルケスなので
バニャイアなんぞ、どーでもよー
みたいな。
いやいやマルクだからと言ってアンチにはなれないです。周りをよく見ており、普通に気を使ったコメントだと思います。
ペドロサ・ロレンソ・ポル・・・マルクのチームメイトとなったライダーはことごとく沈んでいく・・・(ポルはちょっと違うか)