MotoGP

マルティン分析『なぜ転倒してしまったのか…』

『マルティン分析:なぜ転倒してしまったのか…』

★8月15〜17日、オーストリアGPが行われ、モトGPクラスのホルヘ・マルティン(アプリリアファクトリー)が予選14位、スプリント10位、決勝はリタイアした。現在、総合21位(−409ポイント)。

★金曜の午後セッションでスリップ転倒し、日曜決勝では第15ラップで15位走行中に第7コーナーで転倒した。なお、大きなケガはなく、打撲傷が数か所ほど。

★決勝後、マルティン選手が次のように話した。

【今回の決勝については…?】
「転倒が残念でした…さいわい、大丈夫だったんで、次のハンガリーGPも出られます。
大丈夫だったけど、ちょっとがっかりしてます…特に、昨日はずっと調子が良かったんで。
慎重になりすぎて、ミスしてしまったんですよ…なかなかの順位にいたんで、踏ん張ってしまったんですよねぇ。
フェルミン(アルデゲル)等、上位でゴールしてた選手らの近くに居たんだけど…それが間違いだったんですよ。あちこちから接触されるもんだから、慎重に走ろうとして…。
(10位近くまで迫った辺りで)後退し始めたんで、一度気を取り直し…感触が戻ってきたんで、他の選手らに喰い付いていったら、もうダメでした…マシンを止めるのに、30mも手前でブレーキをかけるしかなくって…。
そこが今日の残念な点です。」

【結局、転倒リタイアとなり…】
「僕のミスです…もっと落ち着いて、完走して経験を積むべきだったのに。まぁ、こうやって段階を踏んでゆくものなんですよねぇ。」

【チームメイトのマルコ・ベッツェッキがマルケス選手と競り合い、最終的に3位を獲得していたが…】
「アプリリア機が速く、ベッツェッキが表彰台に上がってると安心できますね。
今回は僕の感触も全体的に良かったし、もしかしたら、最悪セッションは今日のレースかもしれません…あの感触が掴めなかったんで。
でも、迫ってはいけたし、最高リズムで走れた周回も1回あったんで。あの感触を大切にしてゆきますよ。」

(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram

POSTED COMMENT

  1. 鯖通り より:

    ドゥカティ時代も最初はたまに速いけどミスや転倒が多かったのが年々安定感を増して去年のタイトル奪取でしたので、案外不器用と言うか順応には時間の必要なタイプなのかも知れませんね。

    本人のモチベーションが切れる前に一回でも好走できれば良いのですが。

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