
『ペルナット見解:バニャイアが今年末、ドゥカティから離脱しても驚かない』
★8月15〜17日、オーストリアGPがレッドブル・リンク(サーキット)で行われた。
★元敏腕マネージャーのカルロ・ペルナット(※肺気腫を患い、ほぼ引退状態)が、同GPについて次のように話した。
【今回のオーストリアGPについては?】
「夏季休暇が明けたとは言え、相変わらずの『ドゥカティ選手権』で…いや、もはや、『マルク・マルケス選手権』って感じだね。
いつもながら感服するよ…総合順位のポイント差と言ったら、当初はオーストラリアGPでタイトル獲得が決まるだろうって言われてたが、いまやインドネシアで決まりそうじゃないかい。
つまり、最終戦の4つ前でタイトル獲得ってわけだ。モトGP史に残るような記録だろうね。」
【チームメイトのフランチェスコ・バニャイアが大苦戦し、いよいよドゥカティとの関係にひびが入り始めているようだが…】
「まぁ、悲惨な状況のようだねぇ…トンネルの先にいまだ光が見えず、ドゥカティとの…特に、ジジ・ダッリーニャとの軋轢が表面化してきたようでね。
バニャイアの契約は2026年末までだが、今年末のショバ替えを考えてたとしても驚かないけどねぇ。バニャイアにとってもチームにとっても、それだけ危うい状況にあるってことですよ。
もしかしたら、ホンダあたりがトライするかもねぇ…予算的に余裕があるわけだから。」
【あと、印象に残ったことは…?】
「KTMが良い兆しを見せてたね…トップ5に2人入ってただろ。特に、バスティアニーニの戦闘力がやっと上がってきたじゃないかい…表彰台に迫ってきてねぇ。まぁ、今日のミスは痛かったがね。
だが、ここ2戦は前を走ってるから、やる気も上がるってもんでしょ。」
[ 後半に続く ]
(参照サイト:『Gpone』)
(Photo:Instagram)