
『アレックス・マルケス説明:なぜ僕は転倒してしまったのか…』
★9月6日(土)、バルセロナGPのモトGPクラスでアレックス・マルケス(ドゥカティグレジーニ)が、予選首位、スプリントは転倒リタイアだった。
★各セッション絶好調で、『今回、マルク・マルケスを倒せるのは弟アレックスだけだ』と言われていたが、スプリントではマルク選手を1.5秒引き離して首位走行中、第9ラップの第10コーナー(左折)でフロントが流れて転倒した。
★スプリント終了後、アレックス選手が西サイト『MOTOSAN.es』で次のように話した。
【スプリントでの転倒については…?】
「昨日今日と信頼感も大きく、超速の走りができていたのに…現実を突きつけられたって感じです。
もう止められないと言うか…リスクを全然感じない状況で…絶対に転倒なんてしないだろうってぐらい、走りやすいわけだから。
まぁ、日曜決勝の方じゃなくって良かったですよ…あの瞬間、フッと肩の力が抜け、集中力を欠いてしまったんですよねぇ。
あの周回を走り終えたら、少し減速しようと思っていたんです…(後ろにいた)兄マルクが苦戦しだしていたんで…そこで僕がミスってしまったわけで…。
キツいですよ…イラッともするし…でも、結局、レースってこう言うものだから。」
【転倒について、詳しく説明してくれる?】
「バンク角は少し深かったです…ブレーキング自体は(それまでと)似たようなもので…いや、ちょっと強かったかなぁ…。特に、ちょっと長めに倒してしまってたんですよ。
ここはもうちょっとプッシュしなきゃって瞬間があるじゃないですか…そう言う瞬間に、フロントが流れてしまったんです。ミスってしまったと自覚してたけど、でも、まさか流れてしまうなんてねぇ。
ちょっと膨らむ程度だと思ってたのに…明日は気をつけないと。気を抜くと、集中が途切れてしまうものだから。」
【決勝でも、貴方は優勝候補だが…】
「頑張りますよ…兄マルクに勝てる週末があるとしたら、それは今回なんですから。特に、今週末は本当に走りやすいんです。
結局、一番の敵は『自信』なのかもしれませんね…実際、今日はそうだったし。明日はもっと気をつけます。
午前ウォームアップで信頼感を取り戻すようにして…すっかりなくなったわけじゃないんで、単純に取り戻すようにして、走りやすいって思えれば良いんだから。
レースは長丁場になるだろうし、かなり暑そうですよね…タイヤを上手くコントロールしないと。」
(参照サイト:『Corse di moto』)
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GP24は去年もそうだったし
グレシーニ公式 X はUNKOマーク だった
なかなか衝撃的な転倒だったけど、This is race
勝ち慣れていないライダーのあるある展開
やっぱねぇ、ファビォみたいに兄であってもどんどん仕掛けて経験値を上げていかないと
メインレースは優勝して兄の連勝をストップする気持ちで挑んで欲しい
好調な時ほど慎重に操る必要があるのがドゥカティだ
と、兄マルクも再三言ってます。
晩成型のアレックスですので、今回の経験も成長の糧にして欲しい所ですね。
ホント、好調なときほど気を付けないといけないドゥカティというのがしっくりくる。
気を抜くといつもフロントからあっさりいっちゃうんだよな。
兄をスピードで勝れるのは弟だけなのは証明できてるので、本レースは一発勝ってくれよ!