
『ペルナット:マルケスの2027年ホンダ復帰はあり得るか?』
★9月5〜7日、バルセロナGPが行われ、モトGPクラスのマルク・マルケス(ドゥカティファクトリー)が予選3位、スプリント首位、決勝2位だった。現在、総合首位(後続と182ポイント差)。
★決勝後、元敏腕マネージャーのカルロ・ペルナット(※肺気腫を患い、ほぼ引退状態)が次のように話した。
【次のサンマリノGPは、ヴァレンティーノ・ロッシのホームサーキットだが…マルク・マルケスとしては、そこでタイトル獲得を決めたかったと思う?】
「正直に言っても良いかい?」
【ぜひ!】
「マルケスはね、そう言うク◯ったれな話には全く興味がないだろうね。
いかにもメディアが好きそうなネタだが、マルク・マルケスのような選手が目を向けてるのは『勝つこと』のみでしょ。その手の話は二の次の次の次ぐらいだよ。
だからこそ、『バルセロナでは弟相手に手を抜いた』なんて言ってるのを聞くと、笑ってしまうんだよねぇ…一度ヘルメットを被ったら、もう周りは敵だけ…弟だろうが親戚だろうが容赦はしないタイプだろ。
全力で頑張ってたよ…ただ、弟の方が強かったってわけで。マルクは転倒しかけてたんだからね…当然、あれは(2位に)に甘んじたんだろうね。
とにかく、根拠のない後付け考察はやめときましょ。そりゃあ、ミザノでタイトルを決めることができてたら、ロッシのホームなんだから喜び倍増ってとこだろうけどね。
まぁ、日本で決めれるんなら、そうするんじゃないのかい…ホンダのホームってのも味わい深いでしょ。
あと、特に他意はないんだが…私としては、マルクがホンダで引退するって可能性が絶対にないとは言い切れないと思うんだよ。ホンダとの関係は良好だったわけで…ただ、勝ちたい一心でドゥカティに移籍したんだろう。
例えば、『2027年にマルケスはホンダに戻る…有りか、なしか?』って訊かれたら、君ならなんて答える?」
【まぁ、絶対にないとは言えないでしょうね…あと、現時点だと、『2027年にペッコ(バニャイア)は絶対にドゥカティにいる』って言うのもちょっと…】
「あぁぁ〜その件については、2026年さえ『確実にいる!』とは言えないだろうねぇ。『ほぼいないだろう』か…まぁ、中改革ぐらい起きないことには無理かもねぇ。
現状を見る限り、ペッコとドゥカティの関係がもう1年続くなんて…そうそう思えないんだよ。契約自体は2026年末までだがねぇ…。」
(参照サイト:『Mowmag.com』)
(Photo:Instagram)
もうほぼシートは埋まってるから、あと有り得なくもない線はドゥカティ陣営内でのシャッフル?
兄マルケスの野望としては、優勝回数ロッシ越え、チャンピオン回数ロッシ越え、ってのを狙いつつも、ピークが過ぎている自分にも気づいているので勝てないときには2位狙いなど、賢くチャンピオンを確実にしつつ、それほど遠くない引退の後は、弟にチャンピオンを取ってほしいと思っているでしょう。
昨年、同じチームで密かにレクチャーした成果が出て弟マルケスの実力も上がってきましたね。
自分の引退と引き換えに弟をファクトリーに入れる交渉をジジとはしているのではないかな。
2、3年のうちにロッシ超えが完遂出来たらホンダに戻るのもアリかもね。
この爺さん、老害だのなんだのと言われてたけど、見てるところはちゃんと見てる気がする。
伊達に何年もこの業界で辣腕ふるってただけのことはあるんだろうな。