
『2025 サンマリノGP モトGP 決勝リザルト』
★9月14日(日)、サンマリノGP モトGPクラスの決勝が行われた。
★総合順位は以下のとおり。
首位マルク・マルケス(512ポイント)、2位アレックス・マルケス(-182ポイント)、3位バニャイア(-ポ275イント)、4位ベッツェッキ(-283ポイント)、5位アコスタ(-324ポイント)、6位モルビデッリ(-332ポイント)
★トップ10はドゥカティ5名、アプリリア1名、ホンダ1名、ヤマハ2名、KTM1名。
★ルーキー陣は6位アルデゲル、15位チャントラ。オグラ転倒リタイア。
★ドゥカティ
首位マルク・マルケス(ドゥカティファクトリー)。第1ラップから僅差で首位ベッツェッキ選手に喰い付き、第12ラップで同選手がミスをした際、楽勝で首位に立った。512ポイント獲得(昨年、ホルヘ・マルティンは508ポイントでタイトルを獲得した。)。日本GPでタイトル獲得の可能性大。
チームメイトのフランチェスコ・バニャイアはリタイア(VR46ライダーズアカデミー)。グリッド8位スタートで地味なレースをし、Carroコーナーでフロントが流れてスリップ転倒。ケガなし。
3位アレックス・マルケス(ドゥカティグレジーニ)。上位2名に迫ることはできなかった。
チームメイトのフェルミン・アルデゲルは6位(昨年はモト2総合5位)。
4位フランコ・モルビデッリ(ドゥカティVR46、VR46ライダーズアカデミー)。
チームメイトのファビオ・ディ・ジャンナントニオは5位。
★アプリリア
2位マルコ・ベッツェッキ(アプリリアファクトリー、昨年はドゥカティ機、VR46ライダーズアカデミー)。PPスタートで第1ラップから首位を固持したが、第12ラップでミスをして兄マルケス選手に抜かれた。その後、僅差で喰い付いていたが、兄マルケスは決してミスしなかった。バニャイア選手との総合3位争いが本格的に始まった。
チームメイトのホルヘ・マルティンは13位(昨年はドゥカティ機)。フォーメーションラップの最中にエンジンが停止し、ピットレーンが閉鎖される前にセカンドマシンでグリッドに付くことができなかったため、LLP2回科せられた。
11位ラウル・フェルナンデス(アプリリアTrackhouse)。
チームメイトのアイ・オグラはリタイア(昨年はモト2総合首位)。
★ホンダ
7位ルーカ・マリーニ(ホンダファクトリー、VR46ライダーズアカデミー、ロッシ異父弟)。スタートがいまいちで10位まで後退したが、追い上げた。土曜スプリントも7位。
チームメイトのジョアン・ミールはリタイア。第1ラップでザルコ選手と接触して転倒。金曜セッションで首に打撲を負い、土曜セッションはドクターストップだった。
15位ソムキャット・チャントラ(ホンダLCR、昨年はモト2総合12位)。
チームメイトのヨハン・ザルコは16位。第1ラップでミール選手と接触。
★ヤマハ
8位ファビオ・クアルタラロー(ヤマハファクトリー)。
チームメイトのアレックス・リンスはリタイア。第10ラップで後方を走行中に転倒。
テストライダーのアウグスト・フェルナンデスは14位(昨年はKTM機)。V4機の初実戦だった。ジャンプスタートによりLLP2回を科せられた。
9位ミゲル・オリヴェイラ(ヤマハプラマック、昨年はアプリリア機)。
チームメイトのジャック・ミラーは12位(昨年はKTM機)。
★KTM
10位ブラッド・ビンダー(KTMファクトリー)。
チームメイトのペドロ・アコスタはリタイア(昨年はモトGPルーキー・オブ・ジイ・ヤー)。第8ラップで4位走行中にチェーン故障。
※エネア・バスティアニーニ(KTMテック3)はリタイア。第13ラップで10位走行中に転倒。
チームメイトのマーヴェリック・ヴィニャーレスもリタイア。
『2025 サンマリノGP モトGP 決勝リザルト』
『2025 サンマリノGP モトGP 総合順位』
(Photo:Motogp.com)
とても緊張感のある素晴らしいレースだった
今シーズン一番感動したレースだったかもしれない
バニャイア以外のドゥカティ選手全員が6位以上に集まる状態
これをスランプと言わずして何と言うか…
これで、もてぎでのチャンピオン決定はほぼ確実。現地で見届ける!