
『バスティアニーニ:ホームレースは散々だったが、テストはペドロサの観察眼に助けられた』
★9月12〜14日、サンマリノGPが行われ、モトGPクラスのエネア・バスティアニーニ(KTMテック3)が予選20位、スプリント10位、決勝は10位走行中に転倒リタイアした。現在、総合13位(−428ポイント)。
★9月15日(月)、ミザノ公式テストではセッション総合12位だった。
★同テスト後、バスティアニーニ選手が次のように話した。
【ホームレースの方は、思いの外、苦戦していたが…】
「第3セクターで、ずっとタイムロスしてしまって…(金曜セッションから)振動が酷く、第13コーナーが超難しくなってました。ブレーキング地点も、毎回変えてたし…。
ちょっと膨らんでしまうんですよねぇ…ブレーキを緩めようとしたらフロントが切れ込み、転倒してしまったんです。
第1/2セクターの戦闘力は高かったけど、第3でずっと手こずってたんですよ。」
【テストでは新チーフメカニックと、どんな作業をしていたの?】
「マシンの細かい部分に手を入れて、特にフロントの振動問題に集中してました。改善はしたけど、100%解決はしなかったですね。
レースウィーク中と比べ、路面コンディションが違ってたんで…グリップが違うんですよねぇ。あと、第3セクターのコーナー進入では風が助けになってくれてました。
簡単に比較はできないけど、でも、他の選手よりはタイムロスが少なかったんで…ポジティブってことでしょ。あとは別のサーキットで、もっと改善していけるかどうか…ですね。」
【同テストではダニ・ペドロサ(テストライダー)も走行していたが…】
「正確ですからねぇ…助けになってくれるんですよ。とにかく、正確だから。特にコース脇で観察してくれてる時なんて、あとから色々と教えてくれるんです。
現実に起きていても、目には見えないこととか…そう言うのを捉える能力があるんですよ…物凄い観察眼なんでしょうね。」
(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram)
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専属メカニックが去ってもダニがフォロー
してくれるなんて、こんなにも心強い事は
ないでしょう。