
『ビニャーレス:アプリリアでプレッシャーはなかったが、マシン乗り換えが大変だった』
★9月12〜14日、サンマリノGPが行われ、モトGPクラスのマーヴェリック・ヴィニャーレス(KTMテック3)が予選17位、スプリント15位、決勝はリタイアした。現在、総合15位(−440ポイント)。
★9月15日(月)、ミザノ公式テストではセッション総合13位だった。
★最近、ヴィニャーレス選手が伊サイト『Moto.it』のロングインタビューで次のように話した。
【唯一、3メーカー機でレース優勝を果たした選手と言う事実は、貴方にとって何を意味するの?】
「どのマシンに乗っても速く走れると言うことですね。それって重要なことでしょう。
なんて言うか…僕のモトGPキャリアって言うのはスズキで始まり、良く似たマシンのヤマハに移り…その時は、既に道筋が見えてたんですよ。
でも、ヤマハからアプリリアに移った時は、マシンが完全に別物で…とにかく、僕が全てに合わせていかなければならなくって。当初はけっこう苦戦したんですよ…まぁ、最終的には優勝できましたけどね。」
【KTM移籍はスムーズにいってるようだが…つまり、KTM機がアプリリア機に似ていると言うこと?】
「確かにそうでしょうね…特にエンジンなんか。V4エンジン同士なら、出力はかなり似てるわけだから…。
ただ、KTM機への乗り換えがスムーズだったのは、姿勢の違いからでしょうね…結果を出せると言う自信があったから、それほど焦りがなかったんですよ。おかげで、落ち着いて作業ができたんです。
まぁ、ちょっと暗い状況に見えるのかもしれないけど…僕らにとってははっきりしてたし、チームメイトよりはチャンスに恵まれてました。」
【ちなみにアプリリアに移籍した時は、チャンピオンライダーとしてプレッシャーがあった?】
「なかったですよ…あの時はアレイシ(エスパルガロ)がまさに絶好調って感じだったから、僕の方に必要以上のプレッシャーはなかったです。
ただ、アレイシがアプリリア機で、時々、僕には理解不能な周回を出すことがあって…つまり、あの頃のアプリリア機に合うライディングスタイルと言うのがあって…それに、しっかり合わせていく必要はありました。」
【ところで、ヤマハとの契約を解除した時、1700万ユーロ(約30億円)を棒に振ったって言うのは本当なの?】
「本当ですよ…それぐらいでした。まぁ、報奨金なんかも入れたら、それ以上でしょうけどね。」
[ 中編に続く ]
(参照サイト:『Moto.it』)
(Photo:Instagram)
30億!
まぁヤマハのマシンのエンジン壊すから
いけないんだが。