MotoGP

ドゥカティ警戒態勢『2026年機の開発中止を撤回する』タルドッツィ

『タルドッツィ:2026年機の開発中止を撤回する』

★ドゥカティは9月初めのバルセロナGPでコンストラクター部門のタイトルを獲得し、今回の日本GPではライダー部門のタイトルを獲得する可能性があある。おそらく、今年も3部門を制覇するだろう。

★しかし、ここ最近のGPではアプリリアとKTMがレース優勝を目指せる勢いを見せており、ドゥカティは2026年に向けて警戒態勢に入っている。

★9月26日(金)、日本GPモトGPクラスの午後セッション(PR)における、ドゥカティ選手のリザルトは以下のとおり。

3位マルク・マルケス(ファクトリー、最新機)
5位ファビオ・ディ・ジャンナントニオ(VR46、最新機)
7位フランチェスコ・バニャイア(ファクトリー、最新機)
11位フェルミン・アルデゲル(グレジーニ、2024年機)
15位アレックス・マルケス(グレジーニ、2024年機)
16位フランコ・モルビデッリは(VR46、2024年機)

★先日、ドゥカティのダヴィデ・タルドッツィ(チームマネージャー)が、モトGP公式サイトで次のように話した。

【マルク・マルケスのタイトル獲得が秒読み状態に入っているが…】
「うちとしては誇らしい気持ちですね…こんなに偉大なチャンピオンライダーを勝利に導くことができたんですから。今回の日本GPで確定して欲しいと思ってます。」

【ただ、ここ最近は他メーカー機がドゥカティに迫ってきているようで…】
「一番に言えることは…ドルナが決めたレギュレーション(優遇措置)が、功を奏していると言う表れでしょう。他メーカーはそれをフル活用して、強化してきたわけだから。」

【ドゥカティは将来の方に目を向け、最新機(2025年機)の開発を中止させていたそうで…】
「それが英断だろうと判断しました…今年初めに、(最新機の)パフォーマンスが驚異的なものだと確認できましたからね。
ただ、最近、ジジ(ダッリーニャ)の考えが変わってきたんですよ…『またデスクに向かって、来年のために新たな案を引き出した方が良いのではないか…』と言い出してね。」

★ドゥカティは2027年用850cc機の開発と共に、2026年のための作業も進めていく。

(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Twitter Instagram)

POSTED COMMENT

  1. R125 より:

    レースアニマルという言葉はライダーを指すものかと思ってました
    ジジのようなエンジニアも立派なレースアニマルですね

  2. 名無しさん より:

    他メーカーがかなり迫ってきたので
    来年の後半戦には戦闘力がなくなってるかも知れないもんね
    何もしないで開幕、戦えませんってなってからじゃ手遅れだよね

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