
『VR46説明:なぜドゥカティ2026年機の2台目オファーを断ったのか?』
★9月27日(土)、日本GPのモトGPクラスでフランコ・モルビデッリ(ドゥカティVR46)が、予選6位、スプリント5位だった。
★チームメイトのファビオ・ディ・ジャンナントニオは予選12位、スプリント13位だった。
★今シーズンのドゥカティは最新機を3選手分用意し、ファクトリー両選手とディ・ジャンナントニオ選手に使用させている。
来シーズンは4選手分用意し、上記の3選手の他にアレックス・マルケス(グレジーニ)に提供される。
★9月26日、VR46のパブロ・ニエト(チームマネージャー)が次のように話した。
【来シーズンもディッジャ選手が最新機で、モルビデッリ選手が型落ち機(2025年)を使用するそうで…】
「今年と同じ状況ですね…フランコも最新機に乗せることはできたんですが、断ったんですよ。それで、ドゥカティは(最新機を)グレジーニの方に回したんです。」
【なぜ断ったの?】
「2025年機と2026年機は大差ないだろうと思うんですよね…エンジンはそのままなんだから、ほぼ同じマシンでしょう。
もちろん、ドゥカティは今後に向けてマシンの準備はしているけれど、おそらく、2027年機の方に集中してると思うんです。まぁ、あくまでも、うちがそう予想してるだけですけどね。
あと、今年、マルク(マルケス)やディッジャが乗ってる2025年機を見る限り、素晴らしいマシンじゃないですか。」
★ニエト氏のコメントに対し、グレジーニのミケーレ・マジーニ(チームマネージャー)が次のように話した。
「まぁ、VR46側に説明するのは私の仕事じゃないんでね…ドゥカティ側と話し合った方が良いんじゃないんですか。
今年、うちは素晴らしいシーズンを送ってると思うし…うちは、やるべき作業の方にのみ集中していきますよ。」
★なお、来年もドゥカティのセミファクトリーは、引き続きVR46チームの方である。
(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram)
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ホンネとしては開発がほぼ止まっている26年型に2台投入してリース料が上がるのは勿体無い、ということでは
ペッコが苦戦してる25型で来年フランキーがどうなるかは興味あり
それもあるかと思いますが、多分リスクヘッジだと思うんです。安定している2025マシンを来年も使えるようにしておく。という意味で。
現時点でランキング6位のモルビデリィに最新機を与えてランキング2位のマルケスが旧型機ではどうかといういろいろな圧力があったのだと思いますが。
断ったのは建前で、ホントはあれだけ成績に差があるんだから、アレックスに譲ってくれとドゥカティに言われたんじゃないかな?なんてね。
直近のアレックスの不調や、ドゥカティ以外の躍進を見るに、やはり最新機でないとシーズン後半では旧型は息切れすると思うんだよね。
もちろんアレックスが最新機に乗るべきだし、アルデゲルの最新機に乗る契約と蚊はどこ行ったんだろとも思う。
26年型がダメだった時の保険でしょ。
セミファクトリーとはいえ今年の成績だと最新機1台増える分はアレックスになるでしょ
逆にそうならない方がどうかと思うわ