MotoGP

バニャイア『日本GPと同じマシンのはずだけど、実際はどうなんだろう…』

『バニャイア:日本GPと同じマシンのはずだけど、実際はどうなんだろう…』

★10月4日(土)、インドネシアGPのモトGPクラスでフランチェスコ・バニャイア(ドゥカティファクトリー)が、予選16位、スプリント14位だった。

★スプリント後、バニャイア選手が次のように話した。

【今回も日本GPの時と同じマシンを使っているの?】
「理屈上は同じですが…実際のところは、どうなんですかねぇ。正直なところ、感触は別物です。」

【寝耳に水って感じ…?】
「昨日の今日なんで…こう言う結果になるとは思ってました。自分の感触が茂木ではなく、ミザノの方に戻ってしまった瞬間から、(土曜日は)厳しいことになると覚悟してたんで。
予選16位、スプリント14位が、今、僕に出せる最高リザルトです。」

【一体なにがどうなってしまったの…?】
「それは僕も知りたいですよ。1週間前は、今回のベッツェッキ状態だったのに…コースレコードでPPを取り、スプリントで優勝を決める…ところが、今日も昨日もミザノテスト前の状態に戻ってしまってるんだから。
プッシュのしようがないんです…しようと思うと、(マシンが)暴れまくるんで。レース中はずっとブレーキが使い物にならず…ずっと小刻みな振動が出て、直線コースではアクセルを閉じてました。
頑張って完走したけど、首位とは30秒差、すぐ前でゴールした選手とは13秒差ですからねぇ。今シーズン、これまで何度もあったことなんですが…僕が操縦してるんじゃなく、マシンに乗せてもらってるって感じなんですよ。」

【解決したはずの問題が再浮上した…?】
「これまでの感じに、ちょっと似てます…日本GPは別ですけどね。とにかく、いつも似たりよったりで。
今日のレースはバルセロナの時に似てますね…グリッド21位からスタートし、結果は今日みたいな感じで…マシンの信頼感が充分じゃないからなんですよ。
日本では上手くバランスが取れたのに、その後、正しい方向に進んでない感じなんです。」

【現在の心境は…?】
「自分のマシンに乗ってるとは思えません。茂木レースでの好成績は、かなり助けになってくれてたのに…少なくとも、世間の疑念は払拭できたんですよ。おかげで、今週末に向けて、メンタル的にも助けになってくれてたんです。
僕が本当に速い選手かどうか、もう証明する必要なんてないでしょ…日本GPで証明して見せたんだから。とにかく、ストレスなんですよ。
今回も茂木の時のような操縦ができると…上位争いができると、安心して現地入りしたのに…どうしたことか、ミザノの時の感触に戻ってしまい…理由も分からないんですよ。」

【予想もつかないの…?】
「あんなに遅くなってしまうんだから、理由は1つだけではないでしょう。現状では、マシンから何も感じられません。ブレーキも加速も無理で…変なんですよ。
技術的な問題が1つだけって感じじゃなく…僕の手が及ばないようなことなのでしょう。」

【リタイアも考えた?】
「完走したかったんで…オーストリアの時と似たような状況だったんですが、あの時はリタイアしてしまったから。まぁ、(リタイアしても)何か変わるわけでもないでしょう。」

【現状打開に向けては…?】
「日曜決勝に向けて、なにか魔法でもかけて欲しいですよ…じゃなきゃ、また苦戦するだろうから。
まぁ、魔法なんてないし、おそらく、どうすべきか誰にも分からないでしょう…僕にしても、チームにしてもね。」

(参照サイト:『Gpone』)
(Photo:Instagram

POSTED COMMENT

  1. 9191 より:

    セクシィなショット。

  2. maxtu より:

    日本GPで解説の辻ヤンが言ってた、茂木は大径ディスクが有効で今年のペッコにそれが合致した
    そもそも大径ディスク自体を有り難がるのも珍しいと言ってたから、そうなるとハードブレーキの茂木以外ではディスクを含めて乗り方を変えないと乗りこなせないことになる

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