MotoGP

ペルナット考察『このままじゃ、バニャイアとマルティンのトレードなんてことも…』

『ペルナット考察:このままじゃ、バニャイアとマルティンのトレードなんてことも…』

10月5日(日)、インドネシアGPのモトGPクラスの決勝で、マルコ・ベッツェッキ(アプリリアファクトリー)がマルク・マルケス(ドゥカティファクトリー)に接触し、両選手ともリタイアとなった。

★第1ラップの第7コーナーでベッツェッキ選手がマルク選手に接触し、共に転倒した。
マルク選手は右肩の烏口突起基部に骨折と靭帯損傷を負った。手術は行わず、固定して安静にする保存療法が選択され、2GP欠場となる。

★決勝後、元敏腕マネージャーのカルロ・ペルナット(※肺気腫を患い、ほぼ引退状態)が次のように話した。

【今回のインドネシアGPについては?】
「まぁ、盛りだくさんだったね…とにかく、色々と起きてたじゃないかい。
当初はベッツェッキ圧勝って感じで…明らかに、今回のアプリリア機は各セッションにしろ、ペース、スプリントにしろ、レベルが違ってたからねぇ。
決勝も優勝確定って感じだっただろ。ところがスタートでミスってしまい…ベッツェッキの重大ミスのせいで、それは叶わなかったってわけだ。
しかも、マルク・マルケスを転倒させ、あんな風にしちまったんだ…どう言う容態かは知らないが、右肩は脱臼とかしたんじゃないの…以前、それでけっこう大変だったんだしねぇ。
まぁ、少なくとも1〜2戦は出てこれないだろう。既にマルティンが欠場してるんだから、トップ選手2名不在は痛いだろうね。ベッツェッキも速攻で謝罪したそうじゃないかい。
ただ、1つ思ってしまうんだよねぇ…ああ言う操縦をしてしまったのがマルケスの方だったら、どうなってたんだろう…ってね。」

【一方、バニャイア選手の苦戦については…?】
「あれは酷い状況だね。日本で完全復活したようだったのに、そうではなかったようで…それどころか、今回がまさに最悪レースだったんじゃないの。
いよいよ、きちんと話し合わないと…ダッリーニャ側とバニャイア側で、ちゃんと向き合わないとね。来年もこのままじゃ、疑問が出てくるだろう。」

【疑問とは…?】
「何かサプライズが起きるとか…パティ・プラヴォの歌に、《彼のことを想いながら、貴方に抱かれる…》って歌詞があるんだよ。」

【それは、もしかして…バニャイアとマルティンのトレードとか?】
「なくはないだろ…そりゃあ、けっこうな難題だがね。まぁ、ちょっと言ってみただけだよ…契約ってのは遵守されなければいけないからね。
バニャイアは2026年末までの契約なんだし、ドゥカティ放出なんてとんでもないだろ。ただ、いつまでもこのままじゃ…どうなるんだかねぇ。」

[ 後半に続く ]

(参照サイト:『Gpone』)
(Photo:Instagram

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