MotoGP

ブラドル説明『今のホンダはNo.1ライダーがいないから、皆に適応するマシンが作られてる』

『ブラドル説明:今のホンダはNo.1ライダーがいないから、皆に適応するマシンが作られてる』

★ホンダのステファン・ブラドル(テストライダー)が、伊サイト『Gpone』の10月9日付け記事で次のように話した。

[ 前半はこちら ]

【以前のホンダ機は、基本的にマルク・マルケスの希望に沿って作られていたが…】
「今は、もうNo.1ライダーと言うのはいないんですよ。つまり、エンジニア陣はルーカとジョアン、ヨハンの意見を聞いてます…その結果、フィードバックが多角的なものになってるんですよ。
だから、どの選手にも適応するような…『総括的なマシン』が作られてるんです。」

【欧州メーカーとは異なり、当初、ホンダはエアロダイナミクス開発で出遅れてしまったと言われているが…】
「エアロダイナミクス開発に関してもベストな体制が導入され、大々的な効率化が図られました。
ロマーノ・アルベジアーノが、テクニカルディレクターとして加入し…アプリリアに居た頃からの知り合いなんですが、彼が加入して以来、重要な変化が見られるようになりました。
現在、新マテリアルに関しては、きちんと機能するものだけが実戦投入されていて、使っても速くならない物は却下されてます。
新テストライダーのアレイシ・エスパルガロは彼なりのフィードバックを提供してくれてるし、アルベジアーノ加入以来、体制が正しい方向に改善されてきてますね。
今、トラックに投入されるパーツは、本当に良く機能するものが増えてるんです。なんと言うか…ホンダ自身が、これまでの安全地帯から抜け出ようとしてるって感じなんです。」

【長年、気温が高い中でのホンダ機はマシンからの放熱が酷く、選手がやけどを負うこともあったが…】
「その問題は解決しました…カウルを間近で見れば、気づくはずですよ。」

【今シーズン残り4GP、そして、来年以降に向けては?】
「もう1回表彰台に上がれたら、さらに追い風になってくれるでしょうね。
2026年に向けては…僕としては、アプリリアのレベルに追いつけるんじゃないかと思ってます。2027年は、また表彰台争いに加われるかもしれませんね。」

[ 完 ]

(参照サイト:『Gpone』)
(Photo:Instagram

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POSTED COMMENT

  1. スペンサーレプリカ より:

    >エンジニア陣はルーカとジョアン、ヨハンの意見を聞いてます…

    チャントラ。。。

  2. NSR50 より:

    参戦ライダーもテストライダーもある程度のレベルにないと、意見を聞いても参考にできないからなぁ・・・

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