Screenshot『アコスタ:KTM機は…長所は良いけど、短所がダメダメなんだよね』
★11月14〜16日、ヴァレンシアGPが行われ、モトGPクラスのペドロ・アコスタ(KTMファクトリー)が予選5位、スプリント2位、決勝4位だった。総合4位(−238ポイント)。
★11月18日(火)、ヴァレンシア公式テストは5位だった。
★テスト後、アコスタ選手が次のように話した。
【今回のテストについては?】
「(路面コンディションのせいで)午前セッションがけっこう待機になってしまったのが残念だったけど、上手くいきましたよ。
まずは今回の目玉だったエアロダイナミクスの新パッケージを試し、それから、その他諸々を試し…エアロダイナミクスに関しては、これまでのと比較テストをした結果、改善はされてました。特に、マシンの安定感が増したんで。
考慮すべき点としては…うちのマシンは長所は良いんだけど、短所がダメダメだってとこでしょうね。まぁ、そう言う意味ではバランスが取れて、まとまってるってわけで…。」
【1年前のテストと比べると…?】
「去年よりは色々と試せましたね…つまり、なかなか生産性のある1日でした。
エアロダイナミクスの問題点は、長所短所がはっきりしてないことで…ほとんどグレーなんですよ。
あとはチームにデータ検証してもらって、(選手の)コメントが正しいのか…どれだけタイムを削れそうか調べてもらわないと。」
【今日、試した物ですぐにでも使おうと思ってる物はある?】
「なんとも言えません。今日は選別に苦労したんで…まぁ、良いと思った物はけっこう気に入ってますけどね。」
【現在、ドゥカティはアプリリアを模倣し、KTMはドゥカティを模倣しているような印象だが…】
「今日は大忙しだったんで、他のメーカー機を見てる余裕はなかったんですよね。
結局のところ、各メーカー共にやるべきことは分かってるわけで…僕らライダーの仕事は、マシンを走らせることだけだから。」
【(今回のテストでの)目標は達成できたと思う?】
「思いませんね…0.5秒削れなかったんだから。それだけ削れたら達成したって言えるだろうけど。まだ充分なマシンとは言えませんよ。
とは言え、今日のテストで奇跡を期待してたわけじゃないんで…期待できるんだとしたら、日曜決勝で何か起きてるでしょ。
とにかく、これから色々と検証し、あとはセパンテストでどうなるか…ですよ。今日はたいして走れなかった割には、上手く作業できたんだし…セパンに向けての考えもはっきりしましたけどね。」
【ホルヘ・ロレンソが貴方について、『ドゥカティ並みのマシンに乗ったら、唯一、マルク・マルケスを倒せる選手だろう』と言っていたが…】
「そうは思いませんけどね…特別なことは何もしてないんで。」
(参照サイト:『Gpone』)
(Photo:Instagram)





