『メランドリ見解、あれじゃあ、まるでロッシが被害者みたいだ:2015年問題ドキュメンタリー公開』
★10月23日、マルコ・シモンチェッリの命日に、同ドキュメンタリー動画『Sepang Clash』がYoutubeに公開された。
★10月末、マルコ・メランドリ(43才、2005年モトGP総合2位)が、『La Domenica Sportiva』で次のように話した。
【2015年マレーシアGP決勝での一件については…?】
「ヴァレンティーノは一度だけ精神的に追い詰められたんですよ…やはり平常心を失ってしまい、ミスを犯したってわけでね。
あのレースでは、誰がトップでゴールするかなんてどうでも良かった…誰が一番根性を見せるかが重要だったんだから。
ヴァレンティーノは2〜3回減速し、マルクの方を見てるでしょ…キャリアを通して、レース中に後ろを振り返るなんて一度もなかったのにね。」
【マルケスはロッシに蹴られたと言い、ロッシはそれを否定し…】
「モトGPライダーとして、世界中で愛されてる選手なんだから…あんなことはすべきじゃなかったんですよ。100%意図的だったでしょ。
映像を見れば一目瞭然で…マルクに蹴りを入れる寸前、フロントフォークが起きてたじゃないですか。あれはブレーキを離し、アクセルを開けたからであって…確実に強い衝撃を与え、押し出してやろうって思ったんだろうねぇ。」
【今回のドキュメンタリーについては…?】
「残念ですよ…あれじゃあ、まるでヴァレンティーノが被害者みたいに見えるでしょ。僕としては、加害者だと思うんですけどね。
まぁ、モトGP業界幹部らにとって、現在の問題はマルクの好感度を上げることなんじゃないんですか。ただ、10年前、(世間から)ヒールに仕立て上げられちゃったんだから…今となってはねぇ。
結局、何年経ったって、話は蒸し返されるんだし。」
(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram)





