『2025 バレンシアGP モトGP スプリントリザルト』
★11月15日(土)、バレンシアGP モトGPクラスのスプリントが行われた。
★トップ9(ポイント圏内)はドゥカティ3名、KTM2名、アプリリア3名、ヤマハ1名。
★ルーキー陣は9位オグラ、11位アルデゲル、16位ブレガ、21位チャントラ。
★ドゥカティ
首位アレックス・マルケス(ドゥカティグレジーニ、総合2位確定)。今季スプリント3勝目。好スタート、レースの大半で1分30秒を切っていた。
チームメイトのフェルミン・アルデゲルは11位(ルーキー・オブ・ザ・イヤー確定)。第3ラップでミラー選手が抜く際に接触し、アルデゲル選手のカウル破損。
3位ファビオ・ディ・ジャンナントニオ(ドゥカティVR46)。今季スプリント5回目の表彰台。
チームメイトのフランコ・モルビデッリは6位(VR46ライダーズアカデミー)。最後、クアルタラロー選手を抜いた。
14位フランチェスコ・バニャイア(ドゥカティファクトリー、VR46ライダーズアカデミー)。
チームメイトのニコロー・ブレガは16位(今季SBK総合2位)。バニャイア選手と2.994秒差。グリッド最下位から追い上げ。マルク・マルケス代役。
★KTM
2位ペドロ・アコスタ(KTMファクトリー、昨年はモトGPルーキー・オブ・ザ・ヤー)。弟マルケス選手に喰い付いて行こうとしたが、中盤、第8コーナーで膨らみ、転倒しそうになっていた。総合4位浮上(※5位バニャイアと6ポイント差)。
チームメイトのブラッド・ビンダーは8位。
13位エネア・バスティアニーニ(KTMテック3、昨年はドゥカティ機)。
チームメイトのマーヴェリック・ヴィニャーレスは18位(昨年はアプリリア機)。久しぶりに復帰。
★アプリリア
4位ラウル・フェルナンデス(アプリリアTrackhouse)。
チームメイトのアイ・オグラは9位(昨年はモト2総合首位)。
5位マルコ・ベッツェッキ(アプリリアファクトリー、昨年はドゥカティ機、VR46ライダーズアカデミー)。PPから好スタートを切ったが、第1ラップで次々に抜かれて6位に…その後、クアルタラロー選手を抜いて5位確保。総合3位確定。
チームメイトのホルヘ・マルティンは22位(昨年はドゥカティ機)。最下位。グリッド17位から11位まで浮上したが、第5ラップの第8コーナーで大幅にコースアウトし、最下位となった。久しぶりに復帰。日曜決勝はLLP2回実施。
★ヤマハ
7位ファビオ・クアルタラロー(ヤマハファクトリー)。
チームメイトのアレックス・リンスは15位。
テストライダーのアウグスト・フェルナンデスは20位(昨年はKTM機)。
12位ジャック・ミラー(ヤマハプラマック、来年のチームメイトはラズガットリオグル)。第3ラップでアルデゲル選手を抜く際に接触し、アルデゲル選手のカウル破損。これにより、ミラー選手は3順位降格処分となったが、実行しなかったためLLP処罰を受けた。
チームメイトのミゲル・オリヴェイラは17位(来年はBMWからSBK参戦)。
★ホンダ
10位ヨハン・ザルコ(ホンダLCR)。
チームメイトのソムキャット・チャントラは21位(昨年はモト2総合12位)。
19位アレイシ・エスパルガロは13位(ホンダ・テストチーム、ワイルドカード)。
正規ライダーのジョアン・ミールは第2ラップでフロントが流れ、転倒リタイア(ホンダファクトリー)。
チームメイトのルーカ・マリーニはミール転倒に巻き込まれてリタイア(VR46ライダーズアカデミー、ロッシ異父弟)。ミール選手は速攻で謝罪していた。
※ホンダは2026年に向け、優遇措置(コンセッション)でのランクがDからCへ上がる可能性があったが、ファクトリー両選手のリタイアによりDに留まるかも。日曜決勝で最低9ポイント獲得しなければ、ランクアップはない。
『2025 バレンシアGP モトGP スプリントリザルト』

『2025 バレンシアGP モトGP 総合順位』

(Photo:Motogp.com)





