Screenshot『バニャイア:1年間、色々と試してみたけど、もうネタ切れって感じで…』
★11月15日(土)、ヴァレンシアGPのモトGPクラスでフランチェスコ・バニャイア(ドゥカティファクトリー)が、予選16位、スプリント14位だった。
★金曜セッションは不調だったが、土曜午前セッションでは調子を上げて2位だった。
自信を持って挑んだ予選1では最後のタイムアタックで燃料切れとなり、結局、グリッド16位となった。
今年のようなシーズンを送れば、ピットボックス内の雰囲気も容易に想像できるが…バニャイア本人は、誰かのせいにしないよう気を使って発言していた。
★スプリント後、バニャイア選手が次のように話した。
【今回の土曜セッションについては?】
「出だしは良かったです…ちょっとだけ前進できたんで、おかげで速くなりました。
予選では1回目タイムアタックでリアにソフトタイヤを履いたんですが、良い出来ってほどにはならなくって…。
2回目は速い走りができたけど、結局、ガス欠になってしまい…本来ならば、あってはならないことなんですが、間違いは誰にでもあるものだから…僕なんか、ミスだらけでしたからね。まぁ、こう言うこともありますよ。」
【つまり、人的ミスと言うこと?】
「そうです…計算ミスだったんです。」
【ピットボックス内も、そう言う感じの雰囲気なの…?】
「厳しい状況ですからね…こう言うこともありますよ。できるだけベストを尽くそうと頑張っても、容易ではないんだし…こう言うことも起きますよ。」
【スプリント後、スチュワードパネル(審判団)から呼び出されていたようだが…】
「何が起きたかを訊かれただけです…もしイエローフラッグを避けられていたら…とか。たいした話じゃなかったですよ。
あの瞬間、ガス欠になるなんて思ってなかったわけで…僕はマシンをきちんとピットボックスに持って帰りたかったんですよ。セカンドマシンの方を、上手く機能させることができないもんですから。」
【なぜ?】
「どうしたことか、手こずってしまって…パフォーマンスに問題があるんです。」
【もし問題がなかったら…?】
「確実に違う結果になっていたでしょうね…もっとグリッド前方だっただろうから。ただ、それだけで充分だったかどうかは分かりません…もう少し何か必要だったんで。」
【FP2では好調だったのに…スプリントを走り切って、何か分かった?】
「FP2は速かったんですよね…僕よりもっと速い選手はいたけど、とにかく、昨日よりは戦闘力が上がってました。ただ、もう一歩前進する必要があることは分かってたんで。
スプリントに関しては、ここはオーバーテイクが難しいトラックだし、その点については僕自身、今年はずっと問題を抱えていたんで…目の前の先行機に追いつくのが大変なんですよ。
ずっとアルデゲルと0.6秒差で走ってたんですが、一度も寄っては行けませんでした。最終的にペース自体は、7位のクアルタラローと同レベルだったけど…ただ、先行機よりかなり速くない限り、抜いて追い上げて行くのは難しい状態でした。」
【総合5位に落ちてしまったが…】
「正直な話、僕にとっては同じことです…もともとの目標が違うんで。」
【明日は今年最後のレースとなるが…】
「今年1年、本当に色々なことを試してみたけど、改善できる案は誰にも出せなかったし、もうネタ切れって感じなんですよ。
とにかく、レースを楽しめればと願ってます…マシンがきちんと動いてくれてね。」
(参照サイト:『Gpone』)
(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram)






こりゃホントに2027年は無いですね。
アレックスがファクトリ昇格ですかね。