Screenshot『ミラー:アルデゲルのはレース走行なんかじゃない…当たりに来てるんだ!』
★11月15日(土)、ヴァレンシアGPのモトGPクラスでジャック・ミラー(ヤマハプラマック)が、予選8位、スプリント12位だった。
★スプリントの第3ラップでフェルミン・アルデゲルを抜く際に接触し、アルデゲル選手のカウルを破損した。
これにより、ミラー選手は3順位降格処罰となったが、実行しなかったためLLP処罰を受けた。
★スプリント後、ミラー選手が次のように話した。
【なぜ最初の3順位降格処罰を実行しなかったの?】
「ダッシュボードに出てたんで、分かってはいたけど…あのタイミングで3順位下がるのは馬鹿げてると思ったんですよ。後続機を2秒も引き離してたんだから。
その後、LLP処罰が出たんで、『やっておいた方が良いな』って気持ちになったんです。」
【処罰を受けたことについては…?】
「今回の処罰は妥当だとは思えませんね…そもそも、ずっとブレーキを緩めっぱなしの選手を抜くことなんて不可能なんだから。
(アルデゲルのことは)最終コーナーで一度は抜いものの、とにかく、無理(に抜きかえ)してくるは、膨らみまくるは…とは言え、ミサイル機に乗ってるから逃げまくることはできるんですよね。
それで1周半考えた末、どこで抜くか決めたんです。」
【そうしたら、接触してしまった…】
「第1コーナーの立ち上がりはこっちの方が上手かったんで、第2で攻めることにして…全て上手く行ってたのに、並んだ瞬間に(アルデゲルが)またブレーキを緩めやがって。こっちは、できるだけ寄っていくようにしてたんだし…。
むこうにとって一番賢いやり方は、こっちの走行ラインでクロスラインを狙うことでしょ…あんな操縦…まるで自分から当たりに来るようなもんじゃないですか。フェアじゃないでしょ。
しょちゅう、他の選手のウィングをふっ飛ばすようなことしていて…先週は僕がやられたんですよ。あんなのレース走行とは言えない…あれはバンパーカーですよ。新世代ライダーのスタイルなんですかねぇ。」
【それで不当な処罰だと…】
「判断する際の一貫性ってものがないんですよ。この間、僕のマシンから煙が出てたと言って、練習セッションでの10分間待機と罰金3000ユーロ(約54万円)取られたじゃないですか。
ところが、レースの半分で煙を出して優勝した選手のことは、放置したんですからね(※日本GP決勝のバニャイア選手を指している)。
これのどこに一貫性があるんですか?」
(参照サイト:『Gpone』)
(Photo:Instagram)






ミラーのお尻に当たったってことは、完全に前に出てるミラーにアルデゲルが当たりにいってるじゃん。これでペナルティってどういう判断なんだ本当に。
熱いね!ジャック!
なんで下がらないんだろうと思ってたら、そういう信念があったなら納得できるよ。
アルデゲルはこないだも確かビンダーに当ててたもんね。あれでペナルティ出てるならわかる。
見てる方は面白いんだけどな。
日本GPでのペッコもペナルティ出ないでーとつい思ってしまったが、あれは確かにおかしいもの。
スチュワートが機械になり切れてなくて、一貫性がない問題がまた出てきてるんだな。
まあちょっとミラーが膨らんじゃってるけど、アルデゲルは避けないってのも本当。若いしそのくらい勢いあってもいいと思う反面、安全性の問題、そしてなにより本人が避けないせいで無駄にポジション落とすことが多いと思う。