Screenshot『マルティン:ゼッケン1は呪いの数字ではない』
★11月14〜16日、ヴァレンシアGPが行われ、モトGPクラスのホルヘ・マルティン(アプリリアファクトリー)が予選17位、スプリント22位、決勝は計画リタイアした。総合21位(−511ポイント)。
★11月18日(火)、ヴァレンシア公式テストは16位だった。
★先日、マルティン選手が次のように話した。
【今年は負傷による欠場が長く続いたせいもあり、途中、ホンダ移籍も考えていたようだが…それはマシンのせいなの?】
「(アプリリア機に)また乗るのが恐かったと言うよりは、疑いの気持ちが出てきてしまったんです…乗るたびに転倒し、しかも、その原因がきちんと分からなかったんで。
でも、復帰してからは徐々に良くなっていって、自信も取り戻せました。今シーズンは色々なことが影響してしまったけど、とにかく、マシンのせいではないです。」
【引退を考えたこともあった…?】
「ないです。きちんと回復できるのかって言う不安はあったけど、引退は一度も考えませんでした。
今年、僕がやってきた諸々はレースに復帰するためですからね。引退なんて、一瞬たりとも考えなかったですよ。」
【欠場中、レースを観ていてどう思った?】
「たまに個人的な好き嫌いとかで、『この選手には勝って欲しくないなぁ〜』なんて思うこともあるじゃないですか…だからって、何ができるわけでもないんだけど。
白状すると、レースはそれほど観てなかったんです…単純に観たくなかったんで。とにかく、ちょっとオートバイから離れる必要があったんですよ。」
【結局、ゼッケン『1』はラッキーナンバーとはならず…】
「今年は思うような走りができなかったわけだから…今年の僕がどうだったかは、きちんと判断できませんよね。
(ゼッケン『1』は)プレッシャーは増すだろうけど、呪いなんかにはなりませんよ…実際、ペッコ(バニャイア)は『1』を付けてタイトルを取ってたじゃないですか。
まぁ、ここ10年ぐらいゼッケン『1』で、ずっとチャンピオンの座を維持した選手はいないけど…でも、呪いの数字だとは思いません。
ちょっと迷信深い方ではあるけど…とにかく、そう言うのも受け入れられるようになってきたんで。」
★なお、他インタビューで、2026年の契約交渉などについて次のように話した。
【今シーズンのサプライズ選手は誰だった?】
「正直な話、マルコ(ベッツェッキ)に驚きました。モト3時代に戦ってた選手だし、一緒にタイトル争いをしたこともあるんですよ。
あと、モト2でも一緒だったし、2023年にはモトGPのチャンピオンシップで競り合ってたんですよね。
今じゃ、アプリリア機にすっかり馴染んで、レース優勝もして…あれには驚きました。」
【マッシモ・リヴォラ(アプリリアレーシングCEO)が、『マルティンとの契約更改については、たっぷり時間をかける』と言っていたが…】
「まだ始まってもいないのに、もうそう言う話題なんですか…とにかく、今はきちんと回復して、冬季期間にやるべきことに集中しないと。
あとは2027年に向け、(アプリリアが)どう言う状況かも確認して…とにかく、僕としてはそう言う話はまだ早いですね。」
【メディア的には契約関連のニュースが、そろそろ動き出していて…】
「僕から何か引き出そうと思っても無理ですよ。僕もジャーナリストになりたいもんですよ…誰よりも早く情報をゲットできるんだから!」
(参照サイト:『Gpone』)
(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram)





