Screenshot『ヤマハ苦言:クアルタラロによりヤマハ機のDNAが歪められてしまった…』
★ファビオ・クアルタラロー(26才)は2019年にヤマハプライベーターからモトGPデビューし、同年、表彰台を7回獲得して総合5位となった。
2021年にファクトリー昇格し、同年にタイトルも獲得したが、2022年からマシン不調により苦戦し始めた。
2025年はPPを5回獲得したものの、決勝表彰台は1回だけだった(スペインGPの2位)。
★クアルタラロー選手はヤマハ機への不満を公の場で繰り返しており、「僕は今勝ちたいんだ…3年後なんかじゃなく、今勝ちたいんだ」と主張している。
★仏サイト『Paddock-GP』の情報によれば、ヤマハ内ではクアルタラロー選手のマシン批判に苛立ちを感じており、V4機開発に向けてのフィードバックは同選手ではなく、テストライダー陣(アンドレア・ドヴィツィオーゾ&アウグスト・フェルナンデス)の方を重視している模様。
また、同社エンジニア陣の中には、「クアルタラローの要望に応えようとした結果、現ヤマハ機は本来のDNAを失ってしまった」と主張する者もいる模様。
★最近ではヤマハ幹部陣もクアルタラロー選手を擁護せず、パオロ・パヴェジーノ(マネージメントディレクター)は同選手に「これまでの統計に目を向けてくれ」と勧めている。
また、マイオ・メレガッリ(チームマネージャー)も、「(クアルタラローの)フィードバックは常に正しいわけではない」と発言した。
★つまり、ヤマハは戦闘力を取り戻したいと思ってはいるが、現No.1ライダーであるクアルタラロー選手の指図は受けないと言うことだろう。
一方、クアルタラロー選手は2026年も同様のシーズンを送るつもりはなく、2027年に向けての契約交渉では注目の選手になるだろう。
実際、アプリリアは既に連絡を取っており、ホンダは様子見で、ドゥカティは高みの見物をしている。
★いずれにせよ、ヤマハとクアルタラロー選手の関係は『デリケート』なものになってきており、関係が維持できるかどうかはV4機の出来具合にかかっていると言えるだろう。
もしクアルタラロー選手がヤマハ離脱を決めた場合、各チームの選手入れ替わりは近年にないほど大きなものとなるかもしれない。
(参照サイト:『Gpone』)
(Photo:Instagram)
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