Screenshot『ペルナット採点：2025年モトGP アプリリアライダー成績表』
★12月23日、元敏腕マネージャーのカルロ・ペロナット（※肺気腫を患い、ほぼ引退状態）が、2025年モトGPシーズンにおける各選手の評価を伊サイト『Gpone』で話した。
★なお、点数は10点満点評価であり、6点以上が及第点となる。
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マルコ・ベッツェッキ（8点、アプリリアファクトリー）
「少なくとも8点は付けないとね…マルク・マルケスやクアルタラロー、アコスタ並みの才能はないものの、精神的にとんでもないぐらい大きく伸びたんだからねぇ。
マルティン不在のせいでマシン開発を一手に引き受けねばならず…それが吉と出たのかどうかは分からないが、とにかく、チームを率いて、アプリリアのリーダー役をこなしたわけだ。
マルケスやロッシ然り、偉大な選手って言うのはチームで仕事を進めて行く…ベッツェッキはそう言うタイプの選手なんですよ。
そして、マルク・マルケスを恐れない…たとえ、接近戦になっても恐れない数少ない選手の1人でもある。とは言っても、相手はあのマルク・マルケスなんだけどね。
まぁ、8点は妥当な点数だろ…それは確かだよ。」
ホルヘ・マルティン（採点不能、アプリリアファクトリー）
「実際のところ、どんな感じだったかって言うと…（転倒負傷後の）マルティンは恐怖のあまり、レース参戦から撤退する危機さえあったんですよ。
私が見る限り、あの恐怖を払拭するのは難しいと思うんだよねぇ…これまで何人か、そう言う恐怖を抱えながらレース参戦している選手を見たことがあるんだが…
例えば、ホルヘ・ロレンソもそうだったでしょ。恐怖を抱えてしまうと、アクセルを開くことができなくなってしまってねぇ。
まぁ、点数の付けようがないだろうね…ポジティブな状態だと信じつつ、様子を見ることにしますよ。
以前のマルティンに戻れるようにね…アプリリアにとっては、戻ってもらわないと…あんなにきちんと対応したんだから。
ただ、手放しで大丈夫とは言えないでしょ…なんとなく、アプリリアが苦労するような気がするんだよねぇ。
マルティンはベッツェッキ並みの走りができるぐらい、アプリリア機に適応していかなければならないわけで…そうするには、リスクを負う必要があるだろ。
どうも色々なことが頭に浮かんでしまうんだよねぇ…マルティンの復調は一筋縄ではいかないだろうって。」
ラウル・フェルナンデス（6点、アプリリアTrackhouse）
「シーズン後半に関しては合格点だね。前半は4点ってとこで…途中、いなくなったのかと思ったよ。
マッシモ・リヴォラ（アプリリアレーシングCEO）のお気に入りだし、良いチーム体制に収まったんじゃないの…ダヴィデ・ブリヴィオって言う、経験豊かなマネージャーが手厚く面倒見てるんだからねぇ。
6点の理由は、シーズン後半で良い走りを見せてたから…ザルコみたいに前半が好調って言うのとは違い、後半が良いってのは好リザルトを目指して上手く作業してこれたってことだからね。
ただ、来年はもっと頑張らないと…好リザルトを出したいなら、トップ10で満足してちゃ駄目だよ。」
小椋藍（5.5点、アプリリアTrackhouse）
「アルデゲルと比べたら、かなり引き離されてしまったね。ただ、オグラの肩を持つならば、あっちはドゥカティ機でこっちはアプリリア機なんだから。
シーズン出だしは物凄かったんだが、転倒による痛手はアルデゲルより酷かっただろ。ただ、シーズン終盤はきちんと盛り返していたね。」
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（参照サイト：『Gpone』）
（Photo：Instagram）
