モトGP『イアンノーネ、モトGPは無し』
「何も知りません。誰からも何も言われてません。」
11月8日(火)午前、ヴァレンシア・サーキットに留まりホンダからの連絡を待っていたアンドレア・イアンノーネ選手が、こう言った。
あのセパン戦までマルコ・シモンチェッリ選手が乗っていたグレジーニチームのホンダ機を、テスト走行させる話が出ていたのだ。しかし、ボックスで待機していたイアンノーネ選手の元へ届いた知らせは、ホンダからのものではなかった。
正午過ぎ、ランディ・ド・プニエ選手がスズキ800cc機でコースへと降りたのだ(1000ccは来年までお預けなのだ)。
つまり、アルヴァロ・バウティスタ選手とファウスト・グレジーニマネージャーの間で…特に、ライダー選びの最終決定権を持つホンダとの間で交渉が成立したものと読むことができる。で、大方の予想通り、イアンノーネ選手はモト2クラス残留と。
ドルナによるライダーの国籍配分法が尊重されたわけだ。
2012年にはスペイン、イタリア、アメリカ、オーストラリア(1名)出身のライダーらが揃うこととなり、今後、広げてゆきたいマーケットとして大切なフランス(ド・プニエ)を残し、また、新たにドイツ(ブラドル)を引き入れたのである。
(日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事:Sport MEDIASET 2011年11月08日)
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先日のヴァレンシアGPでの転倒リタイヤ後インタビューでバウティスタ選手は
「来年はスズキ!」と明言しきってたんですが…
バウティスタ選手、ホンダではあまり転倒しないでね…クリックPrego