なんか…テストとテストの合間のニュースは、スズキが主役ですな。
少しずつ、少しずつ、着々と決まってきておりますぞ。
モトGP『2013年スズキ:ホンダ、ヤマハ、ドゥカティに立ち向かう意向』
★先のセパンテスト開催中、青木宣篤氏が『MGN』サイトに対し、2月末にスズキ1000モトGP機が登場したことを認めた。なお同機は、昨年、日本でのテストが続けられていたマシンに比べシャーシが刷新されている。また、2013年よりスズキでは少なくとも3回のテストに参加し、ホンダやヤマハ、ドゥカティに立ち向かっていく意向だ。
★日本国内でのテストが順調ならば、6月中旬のバルセロナGP後に予定されているテストに参加し、同機のヨーロッパデビューを果すこととなる。なお青木氏によれば、その後、アラゴンでもテストを行ない、また、9月のミザノGP後テストにも参加する予定。そして引き続きムジェッロでプライベートテストを行なう可能性もあり、11月恒例であるヴァレンシア最終戦後のテストも控えている。
★テストライダーはランディ・ド・プニエと見られているが(上記写真、マシンはスズキGSV-R)、いまだ正式発表はなされていない。
★青木宣篤氏が『MCN』に次のようにコメント。
「同機のフィーリングは最高です。エンジンパフォーマンスは上々だし、シャーシの感触も非常にポジティブなものでした。改善すべき点がどっさりあるのは確かですが、ベースとなるパッケージは大変上出来です。僕は少し懸念してたんですが…プロジェクトにおけるモディファイがかなりの量だったもので…時にはそれが問題点になってしまうこともありますから。ただ、再興の作業をこなしてくれて、心底驚いています。モトGPでは電制システムが全てであり、スズキには2年のブランクがある。つまり、この分野においてホンダやヤマハ、ドゥカティとは大きな格差があると言うことであり、この溝を埋めていかなければ。ブリヂストンタイヤも年々改善されてきているんで、電制とタイヤの各要素のコンビネーションが今後のスズキの進む道を決めていくことなります。」
(日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事:2013年03月06日 MOTOGRANDPRIX記事より抜粋)
モトGPの『リズラ・スズキ』でチームマネージャーをしていたポール・デニンング氏(現在、SBKチーム フィクシィ・クレセント・スズキのチームマネージャー)が、早速、こんなツイートをしとりました。
《まぁ、とにかくノブは興奮してるようだね!本当に、実際のテストが興奮に見合ってくれれば良いんだが…》
Well, Nobu sounds excited anyway! Really hope real world test matches enthusiasm… bit.ly/YWN7od
— Paul Denningさん (@Paul_Denning) 2013年3月6日
興奮に見合うクリックPrego