ロッシ『ドヴィツィオーゾは凄かった…』：2013カタールGP

モトGP『ロッシ：ファーストロー希望、2010年以来ご無沙汰』

★カタールGPのFP3を4位で終えたヴァレンティーノ・ロッシ。3セッション中では最低（1、2回目はそれぞれ3位）ながら、タイム的にはロレンソ選手と共に唯一1ラップ1分56秒の安定したペースを刻んでいる。

★ロッシ選手のコメント。
「最高ペースだったのは僕ら2人。クラッチロー選手も離れてない。ただ、ホルヘはまだ僕より速いですね。

【頭痛の方は？】かなり良くなりました。昨夜、ホテルに帰る前に偏頭痛が酷くってね。こう言う事って珍しいんだけど…原因不明なんですよ。お陰で昨夜は良く寝られなかったし、まだ100％って感じじゃない…ただ、良くはなってきてるし、明日は大丈夫でしょう。

【予選があるしね…】今日、10位以内に入ったってのは予選2に参加するのに重要な事でね。ラスト何分かはCRTも含め全員、何とか10位以内に入ろうと全力を出し切ってたし、まるでラッシュアワーのバイパス道路みたいだったね。レースではファーストローからスタートできたら嬉しいけど…いつが最後だったか覚えてないぐらいで…2010年のポルトガル戦かな。それが不可能なら、第1周目の混雑を避けるにも上位5位以内に入ってられるかどうっかが重要でね。容易くはないでしょうね…ホルヘやカルもいるし、ホンダ2機も接近して来るでしょう。

【ロレンソ選手が一番脅威？】最高ペースで走ってるし…特に決勝レースでは最初の3〜4周を最速で行けて、そう言う状況を活用してさっさと独走状態に入ってしまうしね。

【ホンダの事も甘くは見てない？】彼らのレベルをもっと理解しなければならないね。マルケスは速かったし、ペドロサも明日は速いと思うんですよ。

【ペドロサ選手は悪いチームメイトを持ってしまったかも？】今回、ホンダにはちょっとしたトラブルがあって…それでもマルケスは前にいたし、明日もそうでしょう。新タイヤを活用できるってところを証明していたし、予選では危険ですよ。戦闘力があまり高くないと良いけど…特に僕よりね（笑）。ペース面では、マルクは若干苦戦してるように見えますけどね。

【ドゥカティのドヴィツィオーゾ選手はロッシ選手と0.001秒差だが…】アンドレは凄かったですね…本当に良いタイムを出してた。

【明日の作業予定は？】30分フリー走行があるんで、レースに向けての作業がかなり重要になりますね。まだ第1コーナーのブレーキングでトラブってるんですよ。少し膨らんで入って行ってしまってね。

【決勝レースのタイヤは？】フロントはハードもソフトもかなり似た状態…リアはソフトを試したら去年のより良かったですね…ただ、上手く機能はしなかったけど。ソフトよりに傾いてるっところかな。

【弟のルーカ・マリーニ選手がCIV予選2位だとか…】そうそう、聞きました。かなり順調に行ってますね。」

（日本語翻訳：La Chirico / 伊語記事：2013年04月05日Gpone記事より抜粋）

上の記事に出てる弟ルーカ選手の予選2位なんですが、ムジェッロ・サーキットで開催されてたCIV（イタリア選手権）モト3クラスの話で、僅差の2位だったんだとか。
ウエットコンディションの中、まずはルーカ選手が初ポールを取ったかなって事で半分喜んでたら、ホンダFiveracing AX52機のステファノ・ヴァルトゥリーニ選手とやらが最終ラップで2分15秒333でPPをかっさらってと。ちなみにルーカ選手が乗ってるのは、去年、ロマーノ・フェナーティ選手が世界選手権で乗ってたFTR/ホンダ機でして。

ペドロサは絞められた首が痛むのかなぁ………クリックPrego