月曜日にやっていたミザノテスト…
実は、スズキだけ3日間だったんですね。
★9月18日午後、3日間に渡るスズキのミザノテストが終了した。2015年のモトGP復帰に向け、新シャーシやエンジン、新デザインのカウル等が試された。
★テストライダーのランディ・ド・プニエ/ノブアツ・アオキは、計200周回以上を重ねた。なお、17日(火)は悪天候のため、ド・プニエ選手は終日ボックス待機となった。
★今回、使用されたのは2013年版マシンで、三菱製の電制システム搭載。燃料も21リットル。マネェティ・マレッリ製の電制システムは既に日本のスズキの元にあり、年末前にはデビューする模様。
★新エンジンでは最大トルクが得られるようテストされた。シャーシは最近の茂木テストで合格していたもの。
★ド・プニエ選手はテスト最終日に自己最高タイム1分34秒882(102ラップ目)を記録。初日より0.2秒上回る事ができた。今回のミザノGP予選で、ART機で出したタイムをも上回った。
(Source:2013年09月19日 Gpone記事より抜粋)
そうそう…火曜日は朝から雨だったんですよ、イタリア。
おっと、テスト終了後の皆さんのコメントも行ってみますか。
★3日間のスズキ・ミザノテストを終えたランディ・ド・プニエ選手のコメント。
「満足してます…リアのグリップがかなり改善されたんでね。ブレーキングでの安定感も然り。トラクションコントロールにかなり手を入れ、新エンジンに合うようにしたんですよ。加速は最高の手応えでしたね。ユーズドタイヤでのペースも改善できたし…ここは肝心な点ですから。それからコーナー進入もね。今後はムジェッロテストが重要なものとなるでしょう…そこで、うちの弱い所への作業を続けていきます。エンジンブレーキやアンチ・ウイリー装置がどんな動きをするか興味津々ですね。こう言う風に近づいて行ってるテストって言うのは、リズムを保つには良いに決まってますよ。」
★ダヴィデ・ブリヴィオ氏(スズキ・チームマネージャー)のコメント。
「密度の高い3日間でしたが、良い仕事ができたと思いますよ。イタリアでのテストは初めてでしたが…来週はムジェッロで予定してます。別のサーキットでテストするのは良い事づくめですからね。日本から送られてきた新パーツ全てが改良されたってのがポジティブですね。電制システムもセッティングも正しい方向に向かってるし、ランディがどっさり走って、データをたっぷり集めてくれたし。」
(Source:2013年09月19日 Omnicorse.it記事より抜粋)
★テラダ・サトル氏(スズキ・モトGP、プロジェクト・リーダー)のコメント。
「今回のミザノで各新パーツをテストしました…シャーシ、エンジンの細部、カウルです。満足しています。この3日間のテストで、電子制御に関し進むべき道を突き止めました。まだまだ作業は山積みですが、今後の開発ステップに向け、考えがはっきりしました。」
(Source:2013年09月18日 Bikeracing.it記事より抜粋)
と言うことで、次回のスズキ・テストは9月24〜25日、ムジェッロ・サーキットとなっとります!
あぁ〜あれは、水色の雨だったんですねぇ…クリックPrego