タイヤが持たないと言うことで、レースが2分割される事となったフィリップアイランド、モトGP戦。
イタリアでは『フラッグ・トゥー・フラッグ』形式と呼んでおりますが…
四天王の皆さんは、こんな風にコメントしとります。
★ヴァレンティーノ・ロッシのコメント。
「ここのサーキットは特殊で…それに新アスファルトのせいでリアタイヤがオーバーヒートしてしまうんですよ。昨日、ブリヂストンからレースではハードを使うしかないって言われ、全選手ともけっこう心配してしまってね…通常、ハードって言うのは有効じゃないから。ただ今朝のFP3では、一番ハードなコンパウンドでも特に操縦に支障は出なかったですけどね。ただ残念ながら、ハードでも充分ってわけじゃなくて…それでブリヂストンがエクストラハードを試させてくれたんだけど、ハードより悪いですね。これはもうどうにかしなければならないでしょ…何か決めないとね(編集部注:コメント時にロッシ選手は、レースが2分割された事を知らなかった)。
残念ですね…ここをハードで走るのは最高でね…それに新アスファルトも実に素晴らしいし…常に100%のプッシュができるんですよ。」
(Source:2013年10月19日 Moto.it記事より抜粋)
で、2分割レースについて聞いた後の、ロッシ選手のコメントがこちら。
「解決案は全部で3つあったんだけど…僕としては、最良策はレースを半分に短縮するって案ですね…ただ、TV局やサーキット側との契約のせいで、それは難しいんじゃないのかなぁ。あとの2案もそれぞれ長所短所があってね。
【フラッグ・トゥー・フラッグでレースが2分割されるのは危険?】(ピットレーンは)制限速度60キロだし、前後200m拡張されるって言う話ですからね。レース中盤の3周の間で…12〜14周目の間でマシンを乗り換えるわけだし。
【戦略が重要になる?】全選手がトップ選手と同じようにしないなら(笑)、もしかしたら面白いことになるかもね…ちょっとF1みたいな感じでね。」
(Source:2013年10月19日 Gpone記事より抜粋)
お次ぎはロレンソ選手。
ちなみに「あのカモメには気の毒なことをした…今夜、皆でお弔いします(笑)。」ともコメントしとりました。
★ホルヘ・ロレンソのコメント。
「僕は2レースやる方が良かったですね。各レース、ポイントは通常通り…ボーナス点ってことでね(冗)。正直なところ、フラッグ・トゥー・フラッグ形式はちょっと危険な解決策って感じです。第1コーナーには高速で差しかかるわけだし、コースに戻って来る選手らが支障になりかねない。それに、ウォームアップでは交換タイヤのならしも必要でしょう。この手のタイヤの問題は起こりえるもので…F1でもありましたよね。大切なのは安全性を見失わないって事ですよ。
明日は何が起きるか分からないけど、常に対応できるようにしておかなければね。」
(Source:2013年10月19日 Gpone記事より抜粋)
そして、ホンダ組のお2人さん!
★ダニ・ペドロサのコメント。
「明日の決勝レースが全26周でフラッグ・トゥー・フラッグ形式になったって、たった今知ったんですよ。最良案とは思えないけど、そう言う展開になったわけだし、準備万全で挑むべく全力を尽くします。」
(Source:2013年10月19日 Motograndprix記事より抜粋)
★マルク・マルケスのコメント。
「今まで見たことがないような、新しい事ですね。面白いんじゃないかと思いますが、どちらにしろ僕にはあまり変わりはないですね。ただ僕としては全14周レースの方が良かったですけどね。」
(Source:2013年10月19日 Infomotogp.com記事より抜粋)
ただひらすら安全祈願クリックPrego
F1の1ストップみたいだけど、マシン乗り換えなんですね。一年前のバレンシアともちがう。
マルケスにとっては乗り換えなしの14ラップのほうが良かった結果になったね。