さて、少し遅くなりましたが…11月11日のヴァレンシア・テスト初日は、例の一本眉がまぶしいジジ・ダッリーニャさんの記者会見がありました!
ドゥカティ・コルセのゼネラル・ディレクターとテクニカル・ディレクターを兼務するんだそうで、なかなか長いインタビューをしとりました。
さくっとまとめてあるサイトから、更に大切そうな所を抜粋してみますね。
★ジジ・ダッリーニャがヴァレンシア・テスト初日、次の様にコメント。
「【ドゥカティ・コルセのマシンについて、最も重大な技術的問題点は?】技術面ではなく、人的要素ですね。メーカー内で作業する人間とサーキット内で作業する人間の連絡が、密ではないんですよ。この点を絶対に修復しなければ。メーカー内で新パーツを開発しても、コースでテストされたかどうかも分からないし、コースで働いている方はメーカー内で他の開発がされてるかどうか分からないんです。
【自身のスタッフを帯同してきた?】ドゥカティにはあらゆるレベルにおいて破格のプロフェッショナルがいます。改革は必要ないでしょう…ただ、誰と一緒に働くか、スタッフの交替・雇用等について検討するには1ヶ月ぐらいかかるでしょう。
【ドゥカティから勝利に返り咲くまでの期限を言われた?】期限は言われてません。私自身が決めました。2年以内にデスモセディチと上位マシンとのギャップを埋めたいです。
【選手に関しては?】アンドレア・ドヴィツィオーゾの事は、ずっと追いかけて来ました…ずっと一緒にやりたかったし、最高のライダーでありテストライダーです。カル・クラッチローの方はそれほど良くは知らないんですが、結果を見れば分かるでしょ。今年はかなり成長しましたよね!
【マシンに関しては?】充分に把握してませんが、必要があるようならば、一から作り直します。どのぐらいかかるでしょうね…ドゥカティ・コルセ部門がどのぐらいの時間で対応するのか分かりませんから。ただ、6ヶ月強ぐらいでできると思ってますが。もちろん、シーズン開幕にはかなり新しい物が出てきているでしょう…それが必要ならばね。
(Source:2013年11月11日 Motociclismo記事より抜粋)
★ジジ・ダッリーニャがヴァレンシア・テスト初日、次の様にコメント。
「なぜ私がここに来たか?勝つ為です。これまでも良くそうしてきた…モトGPは唯一私が手掛けていない選手権であり、そこで勝つには、参戦しなければ。それを実現するために、ドゥカティには絶好の体制があります。
【具体的にどこから手をつけるか?】会社内で働く人間にコースでの仕事も与え、その逆も行ないます。私は全レースでボックス入りする予定なんおで、それもサポートになるでしょう。ただ、それだけじゃ足りませんけどね。
【正式な役職は?部下は?】ゼネラル・ディレクター以外にテクニカル・ディレクターも兼務します。パオロ・チャバッティがモトGPプロジェクト代表とスポーツ・ディレクターを兼務します。つまり、スーパーバイクもかかわって来ると言うことで…ダイレクトにレースもね。相乗関係を作り出したいんですよ。
【エルナンデス選手がオープン機に乗るのは?】将来的にモトGPはそう言う方向に進んでいるでしょ。オープン機に関してはすぐに手を付けたいし、将来的に重要なプロジェクトですね。こちらのマシンも戦闘力を高めるべく、色々と変えていくつもりです。
【アウディの存在は有効?】巨大なテクノロジーの塊であり、それを使わない手はないでしょう。どう言う面でうちの役に立ってくれるかを理解するには、頭脳的になる必要があるでしょうね。」
(Source:2013年11月11日 Gpone記事より抜粋)
ちなみにチーム・マネージャーだったヴィットリアーノ・グアレスキさんの後任については、ただ今、検討中だそうです。
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