さて、7月6日(日)に行なわれたスペイン選手権(CEV)アルバセーテ戦…
今回は尾野弘樹選手が11位と…ちょっと残念な結果となってしまいました。
って言ったって、予選4位と健闘し、レースもポイント圏内だし、ランキング3位を死守してますんで立派なもんなんです!
でも、ほら人間…毎回表彰台に上がる姿を見慣れると、やっぱり次も次もって思っちゃうじゃないですか。
んでは、尾野選手ご本人のレース後コメントから行ってみますか。
そうか…スタートで失敗しちゃったのか……
実は管理人、あちこちザッピングしながらチェックしてたもんですから、CEVモト3レースの最初をちょっと見逃してしまったんですよ。
で、6周目に見た時は既に先頭集団の方に尾野選手の姿が見えなくて…
よもや転倒してしまったのかと、しばらくヒヤヒヤしてしまいました。
いえ、なに…イタリア衛星放送『SKY』の中継は、レース中の順位もあまり出ないし、『VR46』アカデミーの選手らと絡まないとあまり注目してくれないもんですから。
え〜と、それでは、こちらがレース映像ですんで…
ここからじゃなく、YouTube画面にしてから観てみて下さいね。
おっ、尾野選手が関係してる『Bruno Performance』が情報提供している記事がありますんで、ちょっとおもな箇所を抜き出してみますか。
『ヒロキ・オノ:錯綜スタートで11位』
[上記写真はBruno Performanceフェイスブックより抜粋]
★日本人選手ヒロキ・オノ(Honda Team Asiaチーム)がスペイン選手権アルバセーテ決勝戦を11位でゴールした。バルセロナ前戦まで4回連続表彰台を獲得していた(ル・マン、アラゴン、バルセロナ)。なお現在、ランキング順位は94ポイントで3位。
★オノ選手は好スタートが切れず、第1コーナーでかなり遅れを取ってしまった。その後はルーカ・マリーニやローリス・クレッソンらと競合いを続けるところまで挽回。しかし同3選手らは、3位争いをするグループへのコンタクトを取る事は叶わなかった。
★オノ選手は金曜FPと土曜のQP2でそれぞれ転倒したものの、予選4位を獲得していた。
★レース後、オノ選手は明らかに疲労した様子で、次のように語った。
「スタートでミスってしまい、それが残りのレースずっと影響してしまいました。その後、マリーニ/クレッソン選手らとの競合いを続け、そのせいでもっと前に出る事ができませんでした。これから休養期間に入るので、ナヴァッラ次戦にはもっと元気になって戻って来ます。」
★タクマ・クニミネはグリッド24位からスタートし、序盤で追い上げを見せていたが第4ラップで転倒。
★次戦は9月7日、ナヴァッロ・サーキットにて開催。
(2014年07月06日OrugulloCEV.com記事参照)
え〜と…では、CEVモト3決勝戦の全体的な経緯もざっとご紹介しますね。
ちなみに、今回の優勝は珍しくクアルタラーロ選手じゃないんですな。
『CEVアルバセーテ:ホルヘ・ナヴァッロがイオダに初優勝を捧げる』
★スペイン選手権アルバセーテ戦モト3決勝レースで、ホルヘ・ナヴァッロ(ヴァレンシア出身)がイオダ機機TR004で優勝を決め、ファビオ・クアルタラーロ(2位)の連勝記録を食い止めた。
★同機はジャンピエロ・サッキ氏の元で作成されたモト3機。独自シャーシに、『GEO Tecnology』によるホンダエンジンを使用している。
★クアルタラーロ選手はPPスタートだったにも関わらず、ナヴァッロ/ガブリエル・ロドリーゴ両選手が好スタートにより第1コーナでクアルタラーロ選手を先行した。
(※ロドリーゴ選手は第3ラップでハイサイド転倒)
★3位争いは最終ラップ最終コーナーまで7選手により繰り広げられ、最後はレミー・ガードナー(ワイン・ガードナー息子)がアンドレア・ミーニョ(VR46アカデミー)を抜いて獲得した。
(2014年07月06日Infomotogp.com記事参照)
あっ、それから今回はですね…
鈴木竜生選手(下記写真)が15位でポイント圏内に食い込んでおりました!!
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ナヴァッロ、凄いライディングしてますね。
125時代のカピロッシを思い起こすような、あの低いフォームからの速いターンイン。
マシンはホンダエンジンってことは尾野選手と同じくらいの速さのマシンってことだから
マシンの遅さを言い訳にできないですな。
クアルタラーロが大したことないライダーに見えてしまう凄さがナヴァッロには有る。
尾野選手、頑張って。