『ミラーは飢えている!』
★ジャック・ミラーはヴァレンシア最終戦モト3決勝レースで1位を決めたものの、総合順位ではわずか2ポイント差でタイトルを失してしまった。2015年はモト2クラスを飛び越え、いこなりモトGPクラスに参戦する。
★ジャック・ミラーについて新旧のチームマネージャーが語った。
【ジャック・ミラーとは、どんな選手?】
ルーチョ・チェッキネッロ(モトGPクラス、ホンダLCRチームマネージャー)
「ジャックには成し遂げたいって言う気持ちが深く深く根付いていて…それには微塵の疑いもありませんね。実に迷いがなく…そう言うところが実に嬉しいですね。それに今年最後となったモト3クラスでは、常にもの凄い度胸のあるところを示してきたでしょ。困難に立ち向かって行く時の姿勢が驚異的なんですよ…トップ争いをしてる時とかね。常にぎりぎりまで攻めて…でも、常に規則は遵守している。」
アキ・アジョ(モト3クラス、レッドブル KTM アジョチームマネージャー)
「きっと才能のあるライダーでしょ…それは間違いないね…トップに這い上がろうと思ったら努力する気持ちとか勝利への渇望感が必要だし、犠牲を払おう気持ちがなきゃね。」
【適応能力は?】
ルーチョ・チェッキネッロ
「疑いなく、あるでしょ。もちろん、うちでは技術面でサポートし、モトGP機に如何に乗るべきかが理解できるようにしてやらねばならないが。でも、速攻で慣れていけるでしょう…若いし、才能は充分だし、なかなかの頭脳派だしね。」
【メンタル面でのアプローチは?】
ルーチョ・チェッキネッロ
「ジャックのことは、成功が約束された若者だと見てます。能力もあるし、メンタル面での適正もあるし。僕としては、自分のところのライダーに対し、こう言うポジティブな感じを抱けるかが重要なんですよ。それから、ライダーたる者、楽しむ為にレースに出なくちゃならないって言う印象も重要ですね。楽しくてやってる仕事なら、なんでも上手く行くじゃないですか。私の方としてはね…今年はプレッシャーはないんだって事をジャックに知っておいてもらいたいですね…つまり、すぐに結果を出す必要はないって事です。」
アキ・アジョ
「よく努力してるし、メンタル面もオープンだし、身近にいる者達に敬意も払うし…他の人間のモチベーションを上げる力もある。それは本当に重要な事でね…これはチームプレイのスポーツですからね。」
(2014年11月19日Motosprint記事参照)
あのう…ミラー選手のモトGP飛び級昇格の経緯を振り返ってみたい貴方!
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【第06号 2014年7月24日 発行 】
ジャック・ミラーのモトGP飛び級事件、これまでのまとめ
ミラー2重契約疑惑、Marc VDSから“ちょっと待った~~~!!”
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ミラー交渉、成功したら2017年あの人の後任、不成功なら2015年あの人の後任
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