ライア・サンツ総合9位『涙がでちゃった…』ダカール2015

『サンツ総合9位：夢にも思っていなかったリザルト』

★ダカール・ラリー2015の2輪部門でライア・サンツが総合9位を獲得した。ダカール史上、女性選手の最高リザルトとなる。これまでの最高は1981年、クリスティーネ・マルティン（フランス出身）の10位。

★サンツ選手は最終日の第13ステージを10位でゴールし、同ステージ首位のイヴァン・ヤケシュと7分55秒差だった。

★サンツ選手は第8ステージで5位を獲得している。同ステージではゴールまで38kmの地点に、首位と44秒差で差しかかり、37回に渡るダカール・ラリー史上初めて女性選手が優勝争いに加わった事となる。

★今回はダカール5回目の参戦（5年連続）。

★サンツ選手のコメント。
「今回の自分のレースについても、夢にも見なかったリザルトについても、本当に嬉しいです。ゴールに到着した時、みんなと抱き合って…つい涙が出ちゃったんですよ。こう言うキツいステージを終えると本当に感動してしまって…リザルトのお陰で、余計にそうなりますね。
色々とハプニングもあり、厳しいラリーだったし、ゴールまで全選手が苦しい思いをしてきました。最終ステージで、今回のラリーでの最初で最後の転倒をしてしまって。84km地点から100km地点の間にぬかるみがあったもんですから。それまでは、スペシャル区間も本当に順調だったんですけどね…そのぬかるみに差しかかったら、もう全部ぐちゃぐちゃになってしまって。コースは酷いものだったし、マシンはリアタイヤが滑るしで…吹っ飛んでしまったんですね。それで、ハンドルは曲がってしまうし、何分かロスしてしまうし。
もちろん、総合8位の方が良かったですけど、ダカールは最後の最後まで何が起きるか分かりませんから。現実的にならないとね。順位1つ…たいした違いはないでしょ。総合9位なんて驚異的ですよ。
素晴らしいマシンに乗れたって言うのが鍵ですね…それから、他の年よりもトレーニングも余計にした事や、ウオーミングアップ代わりにレースにも2回出た事。必要な運に恵まれた事もそうです。ダカールでは本当に色々な事が起きますからね。（今日までは）転倒で苦労もしなかったし、マシンにも気を配っていたし、ナビも上手くいったし、自分の走行リズムも上向きにしていけたし。
感謝しています…特に、私の事を信じてくれ、『CRF450 RALLY』なんて素晴らしいマシンに乗せてくれたたホンダとHRCに感謝してます。常に私に寄り添ってくれた『KH-7』や、支援してくださったスポンサーの皆さん、チーム全員に、今回のダカールで毎日一緒に作業してくれたメカニックのアルベルトとヴィルジニアに、応援してくれた皆さん、家族や友人、ファンの皆さんに感謝してます。」
（2015年01月17日Motocuatro.com記事参照）

あ、あの…え〜と…サンツ選手のSexyショットなんぞもありました。

［下記写真はMoto.it記事より抜粋］

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